木材がふんだんに使われているパブリックスペース
各学年を結ぶスロープのついた廊下
ゆるくカーブする廊下
御影石のシンボル
1階と2階は、スロープでつながっています。写真(左):廊下の突き当たりは低学年の“わくわくスペース”につながります。スロープの起点には、丸い御影石のシンボルが置かれています。御影石は飯舘村の特産物、「いいたて みかげ石」は村の宝、村の主要なポインには、みかげ石のモニュメントが置かれてています。
大階段室
昇降口の下足箱
吹き抜けになった幅が4メートルもあろうかと思われる大階段。ここは画廊になったり、子供たちの舞台になったり、2段飛びの段板が広いところは、作品を載せたり、椅子代わりに腰掛けて使ってもよいそうです。
木の薫りたっぷり、造作が立派な昇降口にある下足入れのコーナーです。少し大きめなボックスは、長靴をいれても大丈夫ですね。
ユニークな多目的スペース(にこにこホール)
“にこにこホール”のサテライトスタジオ
カーブしたスロープに沿って広がるこの多目的スペースは、サテライトスタジオと小さな舞台があり、子供たちの発表の場として使われたり、楽しいランチルームにもなります。“にこにこホール”は、中庭に面して大きくオープンになっていて野外ステージにもつながります。
“にこにこホール”の暖炉
“にこにこホール”に飾られたイチョウのオブジェ
“にこにこホール”には、本格的な暖炉が据えられています。薪ストーブの周りを大谷石で囲んだ本格的なもので、冬になれば、薪がたかれこのホールのメインとなるのでしょうね。驚くのが、学校の敷地内に植えてあった80年経過した大きいなイチョウの原木がオブジェとして飾られていることです。子供たちは、村の自慢の自然の雄大さを知ることになります。
図書室には堀りこたつのテーブルが!
低学年用の図書室
図書室の掘りごたつ
低学年用の図書室には、20人も座れるような、大きなイチョウの原木がテーブルになった堀りこたつが作られています。ほかにも、ベンチが置かれ自由な姿勢で、本を読むことができます。
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