ちょと違うぞ!小学1年生の教室

小学校2年生の教室

小学校1年生の教室

この学校には職員室がありませんので、教室の一角に教材が置いてあるところが先生の居場所。写真では右側の天井からの下がり壁に角材で意匠を施してある所が先生の机です。ロッカー室は教室の後ろに別室として設けられていますので、教室はスッキリと綺麗になっています。


スッキリと整えられたロッカー室

スッキリと整えられたロッカー室

JIS規格に基づく木製の机と椅子

JIS規格に基づく木製の机と椅子

 











1学年生の教室の内部のロッカー室の棚には、整然と整理された教材がならびます。また子供たちの机や椅子は、福島県の補助事業「木とふれあう学舎づくり推進事業」で作られた、木の感触たっぷりのしっかりした構造になっています。机も椅子も子供の身長にあわせて調節できるので、教室内には、高さが違う机が隣同士だったり、ユニークな配置になっています。先生が子供の成長にあわせて六角ネジを締め付け直す光景に想いを巡らし、心温まる想いがします。


教室の中の梯子を登れば「デン(隠れ家)」がある…!

「デン(隠れ家を)」を体験する見学者

「デン(隠れ家を)」を体験する見学者

H22年度飯樋小学校の学校要覧のパンフレットから

H22年度飯樋小学校の学校要覧のパンフレットから










二つ目の「デン(隠れ家)」は、2学年生の教室のなかにありました。教室の後部にある円形のロッカー室に天井から1本の梯子がかけられていて、小屋浦に登ることができます。教室の中に隠れ家があることに驚いたために、見学者全員が殺到。何人かが子供のように、隠れ家探検を体験しました。この飯樋小学校には、3箇所の「デン(隠れ家)」があって、どう使うかは子供に任せられています。


児童からの要望:トイレは明るい雰囲気で、ベンチを置きたい!

清潔なトイレ空間

清潔なトイレ空間

飯樋小学校では、学年ごとに3ブロックに分けられたています。そしてトイレも学年に応じて使用目的にあわせてプランだけでなく、インテリアも変化させていました。どのブースも明るく清潔感たっぷりで、小学校とはいえないほどゴージャスなトイレ空間になっています。




トイレの入り口

低学年のトイレの入り口

かわいい亀のタイル

かわいい亀のタイル












広い廊下でもある低学年用の“わくわくスペース”にあるトイレの入り口です。赤い小さなスリッパと亀のタイルがなんとも可愛いスペースになっています。小さな子供用の便器がついた個室、男性用小便器の前には、亀にタイルが1枚づつ貼ってあります。清潔感たっぷりの明るいトイレです。


高学年用女子トイレはベンチでおしゃべり

ベンチがある女子トイレ

ベンチがある女子トイレ

児童から「トイレにベンチを置いておしゃべりをしたい…」と要望があったとのこと。これは、高学年の女子用トイレ、微妙なお年頃の悩みを学校が考慮したものと考えられます。でも、ガイドが驚いたのは、ご不浄といわれて臭い汚いとダーティーなイメージを子供は持っていない、トイレが心癒す場所になっていることです。




高学年女子トイレの洗面

高学年女子トイレの洗面

小学校高学年の女子トイレの洗面カウンターです。壁には豪華に石が貼られ、個室風に区切られ、ミラーと美しい洗面カウンターが備わった小学校のトイレとは思えないしゃれたインテリアになっています。








いかがでしょうか!飯舘村の小学校。ゆとり教育と騒がれ、数字や紙だけのゆとりではない、3次元のゆとり教育。つまり空間が整えられてこそ真のゆとり教育ができるのではないでしょうか。ここ飯樋小学校のすばらしいインテリア、学校らしくない学校こそ、21世紀にふさわしい理想の学校のように思えます。

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福島県飯舘村にできた環境共生型モデル住宅



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