早めに取り組みたい長生きのための資産形成
早く準備を始めればムリせずに財産づくりをしやすい。時間を味方につけよう!
そのためには経済的にも公的年金頼みではなく、これからセカンドライフに向けて、自分年金を貯蓄や資産運用などで準備することの重要性が増しています。
30歳の人なら60歳まで30年間あるので、例えば毎月3万円を将来の自分のために積立て続けたら、3万円×12ヶ月×30年で1,080万円の蓄えができる計算です。積立定期預金や運用商品で積立てたら下記のイメージになります(運用商品はブレがあります)。
<各種金融商品で毎月3万円を複利で30年間積立てた場合>
●少し金利の良い積立定期預金で積立(金利0.45%で計算)
⇒積立総額1,080万円に対して約1,158万円
●高い格付けの外国債券投資信託の毎月分配再投資タイプで積立(平均配当利回り5%で計算)
⇒積立総額1,080万円に対して約2,511万円
●値上がり重視で外国株式投資信託・国内株式投資信託・不動産投資信託などで積立(平均利回り7%で計算)
⇒積立総額1,080万円に対して約3,638万円
※上記、運用商品の利回りは筆者が過去統計などに基づいて計算した概算の利回りです。
運用商品の利回りは、選択する金融商品や運用環境などによって変動があるので、短期間の積立や運用には不向きですが、その変動幅も長期間運用することができる場合は、ある程度平均化され安定度合いも増してきます。
セカンドライフ資金作りは長期間の積立てなので、このような資産運用も視野に入ります。コツコツが勝つコツです。