姓名判断は人の氏名と運勢を結びつける占いで、名づけのいろいろな方法の一つに、姓名判断に従う名づけがあります。いわゆる名字と字画の合う名前を作る方法で、名づけの本やサイトのほとんどはこの名づけが書かれています。
名づけと姓名判断は別のもの
「名づけ」と「姓名判断」はじつによく混同されますが、まったく別のものです。世の中に占いがあろうが無かろうが、名前はつけなければなりません。また良い名づけであるかどうか、良い名前であるかどうかということと、占いでどういう判断になるかということは、まったく関係のない話です。
姓名判断の占い方
姓名判断では字画占いが主流
姓名判断のなかで広く知られているのが字画占いです。占い方は簡単で、氏名の文字の画数から次のように5通りの足し算をして5つの格数を出し、その数が良いか悪いかをみるのです。
安 室 奈 美 恵
6 9 8 9 10
天格数(名字の部分の合計:成功運をみる)……6+9=15
人格数(名字の最後の字+名前の最初の字:人生全般をみる)……9+8=17
地格数(名前の部分の合計:人生の前半をみる)……8+9+10=27
外格数(人格数以外の部分の合計:人格数の補助としてみる)……6+9+10=25
総格数(氏名全部の合計:人生の後半をみる)……6+9+8+9+10=42
1字名字や1字名前の場合の数え方
1字名字や1字名前の場合はつぎのように外側に1を書き加えて計算します。
堺 正 章
1 12 5 11
天格数……1+12=13 人格数……12+5=17 地格数……5+11=16
外格数……1+11=12 総格数……1+12+5+11=29
野 々 村 真
11 3 7 10 1
天格数……11+3+7=21 人格数……7+10=17 地格数……10+1=11
外格数……11+3+1=15 総格数……11+3+7+10+1=32