消費者庁が公表する6つの悪徳業者
甘い言葉には裏があります。どんなに困っても、利用しないように注意することが自己防衛です。利用すると、今以上に苦しい状況に追い込まれます。
消費者庁が公表する悪徳業者、皆さんのEメールにも、以下のような業者からのメールが紛れ込んでいないでしょうか?わらにもすがりたいとこはつい手が出てしまいそうになりますが、更に痛い思いをするだけになりますので、十分に気をつけましょう。
- 「保証人紹介ビジネス」の悪用
保証人を求めている人に「保証人を紹介します」と言って代金を受け取ると紹介もせず連絡が取れなくなる、または「他人の保証人になれば手数料収入を得られる」というが、実際保証人になってみると他人の債務を負わされてしまう、などいうビジネス。保証人は契約者が約束を守れなかったときに責任を肩代わりしますよというような存在ですので、簡単に引き受けてくれないし、自分も受けるものではないと理解しましょう。 - ショッピング枠の現金化(クレジットカード)
看板やメール、インターネット公告などでも見かけることがですが、クレジットカードで商品を購入し、それをお金に変える方法。この行為自体がクレジットカード契約違反です。
業者には大きく「買取方式」と「キャッシュバック方式」の2タイプがありますが、両者ともクレジットカードで買わされたものよりも受け取る現金のほうが少なく、かつ購入した商品の支払いは購入者がする、ということが共通しています。 - ドロップシッピング
インターネットで高収入を得られるといい、高額な費用をかけてホームページを作成させられたり、販売予定で契約したのに実際は販売できないものだったりというケースが発生しています。 - 情報商材
「必ず儲けられる方法」「~~を直す方法」などの情報を高額で販売。実践すると必ずうまくいくように公告しているが、実際はなかなかうまくいかず、かつ返金の規定があっても「条件を満たしていない」といわれ返金されない。 - 携帯電話契約の名義貸し
アルバイト先などで複数の携帯電話の契約をさせられる。または1日で儲かるアルバイトの仕事の中身にされている。携帯電話を契約すると、電話を業者に渡しているとしてもその支払いは契約者がしなくてはいけない。その電話が犯罪に使われてしまうこともある。 - 「イラクディナール」取引
日本ではほとんど取り扱いの無いイラクのお金「イラクディナール」に投資価値があると勧誘するが、購入しても円に換金することが難しく、よく知られていないだけに実情よりも高額に購入させられ、円に換金すると大損してしまうということが、高齢者に多くおこっている。投資トラブルに多い事例の1つ。
以上6点です。景気が悪いので、儲けたい、収入を増やしたい、何とかお金を借りたいなどという欲求を満たすように、甘く上手に勧誘の手が伸びてきます。お金について悩んでいる人は要注意。うまい話は簡単には見つからないものですよ。