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子供の五月病ケアには、浴育&絵本が効く!(2ページ目)

新入園・新入学から1ヶ月あまりが経ち、五月病になる子供が増えています。そんなときこそ家庭でのコミュニケーションを増やしましょう!今回は、最近話題の「浴育」と「絵本の読み聞かせ」について考えます。

執筆者:遠藤 雅大

お風呂でコミュニケーション! 「浴育」って、何?!

浴育
お風呂は親子のコミュニケーションに最適な空間かもしれません
「浴育」という言葉をご存知でしょうか。「上質なバスタイム」というと、今までは半身浴など自分ひとりのためのリフレッシュタイムとの考え方が主流でしたが、家庭での心のつながりが希薄になったといわれる現代社会で、お風呂を「親子のコミュニケーションの場」として見直そうという動きが注目されています。

東京ガスや花王など入浴関連企業8社でつくられる「風呂文化研究会」では、育児参加に意欲的なパパや親子生活を楽しむパパが増えていることに着目。2008年3月に開設されたホームページでは、「浴育のすすめ」というレポートを発表しています。これによると、平日に子供とお風呂に入る父親は多く、お風呂は食事に次いで貴重なコミュニケーションの機会ともなっており、遊びや会話の他に楽しみながら勉強も出来る場としてのお風呂の魅力など、より豊かで楽しいバスライフを提案しています。

浴育
お風呂で学べる知育玩具も人気!
この「浴育」という提案については、入浴関連企業によるインフォマーシャルではないかと批判的に考える方もいるようですが、ガイドがレポートを読む限りそんなことは全くありません。

そもそも入浴は日々のストレスを軽減するリフレッシュ効果が非常に高いといわれており、さらに親子の会話をプラスすることによって得られる精神面への影響は、子供の五月病にも効果的だと思います。最近はお風呂で読める絵本やお風呂用の知育玩具なども数多く発売されていますし、よく温まるために数を数えたりクイズを出し合ったりする会話の中には、知育的要素もふんだんに込められています。そして何より、お風呂を知育やコミュニケーションの場として見直すことによって自然と親子の会話が増え、リフレッシュ効果が増したり不安や悩みなどのサインを察することができるようになるのではないでしょうか。

心も体もリフレッシュできる「浴育」という考え方、今夜から取り入れてみてはいかがでしょう。次ページでは、パパ育児のもう一つの注目キーワード、「絵本の読み聞かせ」について考えてみましょう!

>> パパの間でブーム到来?! 絵本の読み聞かせ>>



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