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男が学ぶ出産 「帝王切開」って、なに?(2ページ目)

産院から帰ってきた妻は、医師から「逆子が直らなければ帝王切開」と言われたという。ところで逆子って何?帝王切開って何??費用は??? 男が学ぶ出産用語、今回は「帝王切開」についてです!

執筆者:遠藤 雅大

男が学ぶ出産 「帝王切開」って、なに?

帝王切開
日本では約10~15%が帝王切開ママ。その可能性は誰にでもあります。
一般的にお産とは、赤ちゃんが子宮口から膣を通って生まれてくる「経膣分娩」のことをいいますが、何らかの事情があって経膣分娩にリスクがあると判断された場合、ママのおなかを切って赤ちゃんを取り出さなければなりません。これを「帝王切開」といいます。

帝王切開には大きく分けて2種類のものがあります。一つは事前に相談の上で計画的に手術を行う「予定帝王切開」。もう一つは何らかの事情で母子が危険と判断された場合など、緊急に手術が必要となったときに行う「緊急帝王切開」です。

どんな場合に帝王切開になるの?

医学技術の進歩と共に、おなかの中の赤ちゃんの様子は昔よりもずっと詳しく知ることが出来るようになりました。そのため、妊娠中の検査で事前に経膣分娩が不可能であったり、リスクが大きいと判断された場合には、医師と相談の上で予定帝王切開を行うことになります。主な理由・原因は下記のとおりです。
  • 逆子
  • 児頭骨盤不適合
  • 子宮筋腫・卵巣腫瘍
  • 双子
  • 前置胎盤
  • 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)
  • 前回のお産が帝王切開だった場合 など
これだけの理由があれば帝王切開は誰にでも起こりえることでもありますし、日本では実際に約10~15%の人が帝王切開で産んでいるといわれています。母子の状態や医師の見解にも様々なものがありますから、事前にしっかりと説明を受けて、納得の上で手術を受けられるようにしておきましょう。


>>入院準備は?費用は?妻への接し方は?>>


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