かなりマジメな性格診断 『エゴグラム』って、何?
家族といえども性格はそれぞれ。もっと相手を知りたいと思ったら、『エゴグラム』がいいかも?! |
その信頼性は世界中の広範囲な分野で高く評価されており、日本ではエゴグラムをやさしく実用化した「TEG(東大式エゴグラム)」などが医学、臨床心理、産業界、教育界などで幅広く応用されています。
この『エゴグラム』という性格診断テスト。具体的にはどのようにして診断しているかというと、数十項目に及ぶ質問に答えることによって、人間の心を以下の5つの領域(CP・NP・A・FC・AC)に分類してグラフ化しています。
- CP(Controlling Parent)……「支配的な親」の心。父親の心。
- NP(Nurturing Parent)……「養育的な親」の心。母親の心。
- A(Adult ego state):「合理的な大人」の心。大人の心。
- FC(Free Child):「天真爛漫な子ども」の心。自由な子どもの心。
- AC(Adapted Child):「従順な子ども」の心。従順な子どもの心。
実は今、上記のCPを「パパ度」、NPを「ママ度」、Aを「オトナ度」といった具合にグラフ化する「エゴグラム診断」がネットでも話題となっています。
「人の言葉をさえぎって自分の考えを述べることがありますか?」「アポイントメントの時間は厳守するほうですか?」「ボランティアに参加するのが好きな方ですか?」などといった約50項目の質問に答えることによって、パパ度やママ度などがそれぞれ何%となっているかがグラフで表示され、詳しい診断結果を知ることが出来ます。
インターネットで「エゴグラム」と検索すればオンライン診断サイトが複数存在しますので、興味のある方は下記の留意点を読んだ上で試してみましょう。もしかしたら、あなたが気づかなかった妻や子どもの性格がわかるかもしれませんよ!!
【エゴグラム性格診断のできるサイト】
【エゴグラム性格診断をする上での留意点】
- その人が現時点で回答した状態の一面が現れているので、性格の全てがわかるわけではありません。
- エゴグラムは変化するものであって、絶対的・普遍的なものではありません。
- 自分のエゴグラムは、自分自身によって変化させることができます。
- エゴグラムによる診断結果が著しく偏っていたとしても、それが良いとも悪いともいずれの意味も持ちません。
前回お届けした記事は、
・男が学ぶ出産 「出産予定日」って、いつ?
・マタニティうつから妻を守る5つの方法
<ガイドが発行するメールマガジン>
ガイド遠藤のメールマガジンは月2回の配信。新着ガイド記事やチビタス関連情報、新潟日報にて連載中の子育てエッセイ等を収録しています。
購読はもちろん無料!こちらからお願いします⇒【メルマガ登録】