ガイドの「家族のほころび」修復法
忙しくても、隙間時間を利用してできることがある
そんな事態を回避するためにガイドが取った行動は、「与えられた環境の中での隙間時間を活用して、できる限り子どもにとって『近い存在』であり続けよう!」というシンプルなものでした。これはワークライフバランスとも関連性があるのですが、日々の予定を効率的に見直そうということです。家族とすれ違ってしまっている時間にもできることは、実はいろいろとあるのです。
具体的には、
- 子どもが寝ている間に手紙を書く
- 簡単な朝ごはんを用意して出勤する
- 昼休みや夕刻に電話をする
- 帰る(帰れない)コールを欠かさない
- 子どもが眠る前に電話をする
- 一緒に作ったものや、一緒に撮った写真を携帯する、など
仕事量を減らすことができなかったり早く帰ることができなかったりと、置かれている環境が変えられない方は多いでしょう。でも、ちょっとした隙間時間に数分の会話ならば可能だという方も多いと思いますし、どんぐり工作など親子で作った楽しい思い出をお互いに持ち歩くといった愛情の共有もステキだと思います。
これらに共通する大切なポイントは、その全てが家族とのコミュニケーション不足を埋めるためのアクションですから「パパが恥ずかしがってはいけない」ということ。要するに、「父親であることを恥ずかしがらずに、もっと楽しもう!」という姿勢が、ほころび家族の処方箋になるのではないでしょうか?当時のガイドが置かれていた環境と比べても、最近は「子育てする(したい)パパ」への周囲の理解も深まり、国や企業のサポート体制も格段に手厚くなっています。愛する我が子に「オジサン」と呼ばれたり「パパ、また明日……」なんて言われないように、パパも頑張っていきましょう!
>> チビタス「夫を育児に巻き込むコツ」特集へ