板橋区や神戸市の場合

看護師さん
どうしても仕事を休めない親だっているのです
すでに東京・板橋区では、新型インフルエンザが発生した時でも「社会機能の維持に関わる仕事(警察、医療、ライフラインに関する業務等)に勤務されている場合やその他の事情により家庭保育ができない場合は、指定した区立保育園にて緊急保育を実施」すると決定。保育が必要な世帯について、申し込みを受付始めています。

現在、感染が起きている神戸市などでは、かつて阪神大震災の際に、保育所がしばらく閉鎖になったことがありました。しかし、災害とウイルス感染では、対応の方法が違うため、過去の経験がどれだけ役立つのかはわかりません。厚生労働省の担当者も「災害などとは違い、インフルエンザは『感染』するもの。どうやってうつるのか、どうすれば防げるものなのかがわかりにくく、対応も難しくなっています」と話します。

今回の新型インフルエンザは、感染力は強いものの、死亡者は少ない「弱毒性」であるといわれます。だから「もっと規制を緩くするべきだ」という意見もあります。でも、ウイルスはいつ、どのように形を変えるか、全く予想もつきません。今度のウイルスがさらに鳥にうつり、そこから形を変えて再度人にうつるようになれば、「強毒性」になるのは確実、という専門家の意見もあります。弱毒性の今のうちに、子どもの生活、親の生活、さまざまなパターンを予想して、保育園の閉鎖や運営についても考えておくべきでしょう。親も、今のうちに対策を考えておきましょう。



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