川嶋家の子育て・・・自主性を重んじる
川嶋家には、お父様の教育方針でテレビを置いていらっしゃらないのです。紀子さまは、テレビのない環境で育ってこられたのです。その理由は、テレビがなければ本を読んだり音楽を聴いたりと、自分で時間を過ごす訓練ができるからということだそうです。また、お父様の川嶋辰彦さんは教育方針について次のように語っていらっしゃいます。
「精神の自由を大切にし、主体性と創造性を追い求める姿に重きを置くように接し、誘導してまいったと存じます。ただし、帰結に対して自らの責任で甘受できる器となるようにしてまいりました。」
また、ご結婚のことをご両親にご相談されたとき、
「自分の人生は自分の責任や判断で決めることが望ましい。よく考え、よく悩んだ上で、結論を大切にしなさい。」とおっしゃったそうです。
川嶋家の子育て・・・Always Smile
川嶋辰彦さんが教授でいらっしゃったとき、研究室のドアの上に“Always Smile”という言葉が掲げられていたそうですが、これは川嶋家の家訓でもあったそうです。確かに紀子さまはいつでも、紀子さまスマイルです。笑顔は周りの人も幸せな気持ちにし、また、自分自身も、幸せな気持ちにしてくれます。
お母様の川嶋和代さんは教育方針について「自己を主張することも大事ですが、同時に人の和も大事であると理解できるように、そういう子どもにしたいと願ってきました。」とおっしゃっています。
このようなご両親に育てられたからこそ、優しい笑顔の中にも芯が一本通っていっらしゃる紀子さまがおありになるのではないでしょうか。
川嶋家の子育て・・・国際感覚
紀子さまが幼稚園・小学校時代、お父様の留学のためアメリカのフィラデルフィで過ごされたのですが、国際感覚を養うため、現地の幼稚園・現地の公立学校に通われました。その後、6歳で帰国され、今度は11歳から13歳までお父様の研究のため、オーストリアで過ごされました。今年の夏、眞子さまがオーストリアでホームステイのご経験をされましたが、ご滞在先は、川嶋家がウイーンで過ごされたとき、お知り合いになったご家庭にホームステイされたということです。
次は眞子さまと佳子さまのご成長のご様子をご紹介します。