4人に1人の親が22時以降に赤ちゃんを商業施設へ連れ出している
赤ちゃんを夜9時以降に商業施設に連れだしたことがある親は、約26%(521人中136人)。連れ出した場所として多かったのは、上記の3施設とのことです。
コンビニやスーパー、レンタルビデオショップというのは、日中もやっている商業施設。居酒屋やゲームセンターなどに連れて行くのは、ちょっと抵抗感があるけれど、日中も営業していて、そのまま深夜まで営業している、しかも施設の中に入れば電気も明るくて、時計を見なければ日中のような感じがしてしまう場所というのが、赤ちゃんを夜、連れて行きやすい場所になっているような気がします。
大人が立ち寄るところへ、赤ちゃんを一緒に連れて行くという実態も、赤ちゃんを夜ふかしにしてしまっている原因のひとつになっているようです。
夜ふかし赤ちゃんの睡眠時間は短い
夜の平均睡眠時間を比較したところ、「22時以前に寝かせている赤ちゃん」の睡眠時間は9時間27分、「22時以降に寝かせている赤ちゃん」は8時間37分。50分の差があったとのことです。
また、「22時以前に寝ている赤ちゃん」は、「22時以降に寝ている赤ちゃん」に比べると朝は約1時間早く起きているとのこと。
夜ふかしの赤ちゃんは寝坊しているけれど、睡眠時間自体も少なくなっているということでした。
つまり、早起き→早寝ができていないと、睡眠の理想的なリズムが保たれていないという結果が出たということです。
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赤ちゃんの眠りが、身体や心の成長にもとても大きな影響を与えているという研究結果も発表されています。
赤ちゃんがまとまって寝てくれるようになってきたら、大人も一緒に早寝早起きを心がけるのがいいようです。
大人の都合で赤ちゃんを夜ふかしにしてはかわいそうですね。
<協力>P&Gパンパース赤ちゃん研究所
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