離乳食/離乳食の進め方

ベビーフードの安全性(2ページ目)

和光堂ベビーフードに大腸菌群が検出されたものがあるということで、一部商品を自主回収しました。そのニュースをきっかけにベビーフードの安全性について考えお伝えします

川口 由美子

執筆者:川口 由美子

離乳食・幼児食・妊娠中の食事ガイド

ベビーフードの安全性

赤ちゃん
赤ちゃんの口に入るものはきちんとしたものを選びたいですよね
我が国のベビーフードは、製造・販売している6社が集まって運営している団体「ベビーフード協議会」が策定した自主規格に沿って製造されています。

自主規格では、食品衛生法やJAS法、健康増進法などに基づき、ナトリウム量、衛生基準、添加物、容器、表示などを定め、業界全体で衛生、安全面を厳格に管理しており、現在では、残留農薬、環境ホルモン、遺伝子組換え食品、食品添加物などにも積極的に対応しており、赤ちゃんに安心して食べてもらえるようにしています。

上手にベビーフードを使いましょう

ベビーフードは、毎日育児に追われているお母さんの強い味方にもなります。離乳食を作る時間がない時、一品が足りない時、外出時などには重宝しますので、不必要に警戒することなく、上手に利用していきたいものです。

ベビーフードは加工品だからと過信しすぎてもいけません。保存料などは入っていませんので、ベビーフードを一旦開封したら、商品パッケージの指示にしたがって、早めに食べきるなどの注意が必要です。

赤ちゃんが食べるものだから、衛生面でも栄養面でも気をつけていきたいのは、お母さんもメーカーも同じ気持ち。お母さん方が、いつでも安心して使えるように、企業には一層の品質管理努力をお願いしたいものです。そして私たちもそれを上手に利用していきたいものですね。



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