今回はそんな仮説がピタリと当てはまる街、阪急神戸線「御影」駅界隈をご紹介いたします。
物静かな街、阪急「御影」界隈
駅から徒歩5分もかからない場所のスナップ。物静かすぎる雰囲気です。
語弊を恐れず表現すれば、「岡本」駅、「夙川」駅界隈が「陽」だとすれば「御影」駅界隈は「陰」。岡本のような華やかな商店街も無く、夙川のように大規模な商業ビルや賑わいのある駅前ロータリーもありません。とっても物静か。落ち着いた大人の街、といった様子です。
街の様子は、北側と南側ですこし異なります。
急坂な北側、ほぼフラットな南側
北側エリアはかなりの急坂。自転車移動する人はほぼ皆無。
東西にはフラットだが南北は軽い坂道となる駅南側エリア。
しかし周辺の街並を見ると、足回りの悪さ云々を気にするのは俗世間の価値観に毒されているのではないか?と疑問に思う程の「上質な街並」。いけばな小原流の神戸本部や旧大林邸等のある街並は、まさに「華麗なる一族」の世界。住むのに気後れしてしまいそうです。
一方、南側は庶民的な街並で地形もフラット。と、見えるのですがそれはあくまで北側と比べた相対的な話。実際には大きなお屋敷が並ぶ緩やかな南向き斜面の住宅地です。
今回のメインとなる「ケーキ屋さん」はこの界隈に密集しています。
まずは、北側のお屋敷街を、写真中心にご紹介してまいります。