購入は、ぜひ自転車整備士のいるお店で

子供用に限らず、自転車を購入する際はぜひ自転車店で購入することをおすすめします。自転車は、完全に組み上げて輸送するとコストがかかるため、工場から出荷する際は7割程度の組上がりで運ばれます。ぱっと見ただけではわかりにくいかもしれませんが、ハンドルやペダル、ブレーキなどが適正に締め付けられていないことも多々あります。命を預ける乗り物として、このままでは不安ですよね。

ブレーキの握りやすさは自転車店で調整してもらえる

ブレーキの握りやすさは自転車店で調整してもらえる

自転車店では、国家資格である自転車整備士がいます。自転車整備士は「自転車のプロフェッショナル」ですから、前述のような不安が残る箇所も「安全に乗れる自転車」として、きちんと組み上げて販売してくれます。なかには、すでに組み上がっている箇所もばらし、細かく点検・整備してから販売するという良心的なお店もあります。

さらに、自転車店で購入するとアフターメンテナンスや、子供の成長に応じた整備を行ってもらえるという利点があります。サドルの高さはもちろん、購入時にブレーキレバーの幅も子供の手に合わせて調整してもらえるでしょう。

ただ「安いから」というだけで、ディスカウント店や販売者の顔が見えないオンラインショップを利用するのは避けた方が無難です。

大切な安全基準、BAAについて

国内メーカーの自転車であれば、多くはSG(製品安全性)やJIS(日本工業規格)という基準に準拠しているので、一定の強度や安全性は保たれています。欧米地域においても各国の安全基準や工業規格があり、それに準拠して作られているものがほとんどです。さらに、独自の強度試験を行っているブランドも多いです。

ただ、一部の中国製自転車のなかには、精度が良くなかったり、強度が足りないものも存在します。そこで、きちんと安全性に配慮して作られた自転車を差別化するために(社)自転車協会が定めたのが「自転車安全基準」、通称BAAです。BAAマークは一般の自転車に貼られているのをご覧になったことがあるかもしれませんね。

安心して乗れる自転車の目安となる安全基準、「BAAマーク」

安心して乗れる自転車の目安となる安全基準、「BAAマーク」

BAAマークが貼られている自転車は、全てフレーム強度やライトの明るさ、リフレクターの反射性能など、全部で90ヶ所の検査項目をパスしています。BAAマークは国内メーカーだけでなく、一部輸入車も対象となっています。

安全な自転車を選ぶ基準のひとつとして、BAAマークに注目してみてはいかがでしょうか。


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