建物、街並み、グルメ、民芸&アート…魅力満載のレトロモダンな城下町!

2006年夏に「吉井酒造煉瓦倉庫」で開催された弘前出身アーティスト奈良美智が開催した展覧会を記念したメモリアルドッグ

2006年に「吉井酒造煉瓦倉庫」で開催された、弘前出身アーティスト奈良美智開催の展覧会を記念したメモリアルドッグ。弘前で出会う風景はとっても魅力的です

弘前市は青森県西部、津軽平野の真ん中にある城下町です。古都の歴史を巡ったり、ねぷたや津軽三味線などの津軽文化に触れたり、郷土料理を堪能したりと楽しみどころが盛りだくさん。民芸&アートの分野も必見です。
ここでは、観光客に人気のスポットを、一部ですがご紹介いたします。

弘前の観光スポット

弘前市立観光館
敷地内には約10分の1のスケールのミニチュア現像物群も

敷地内には約10分の1のスケールのミニチュア現像物群も


弘前公園追手門向かいの追手門広場にあります。弘前市と周辺地域の見どころなどさまざまな観光情報を提供してくれたり、無料のレンタサイクルがあったりと便利なスポット。さらに館内にはねぷたや津軽塗など文化物の展示や無料で見学できる「旧市立図書館」があるうえ、郷土料理やお土産選びまで楽しむことができます。

住所:青森県弘前市大字下白銀町2-1
TEL:0172-37-5501
営業時間:9:00~18:00(まつり期間は延長あり)
入館料:なし

 

■弘前城
城下町弘前のシンボル「弘前城」。さくらまつりや雪燈籠まつりがおこなわれる場所としても有名です

城下町弘前のシンボル「弘前城」。さくらまつりや雪燈籠まつりがおこなわれる場所としても有名です


2011年に築城400年を迎える弘前城。江戸時代後期に築かれた全国に現存する数少ない天守のひとつで、現在は藩政時代の史資料を展示しています。天守閣は期間によって有料ですが、入ることができます。この天守閣をはじめ櫓や城門、水濠は今も残り、弘前公園として観光客に親しまれています。春のさくらまつりや冬の雪燈籠まつりなどのイベントも開催されます。

住所:青森県弘前市下白銀町1-1
TEL:0172-33-8733(弘前市公園緑地協会)
営業時間:9:00~17:00(券売16:30まで)
休館日:11月24日~3月31日
入館料:一般300円(4月1日~11月23日、9:00~17:00、本丸・北の郭のみ、券売16:30まで)

 

■長勝寺
禅林街のシンボル的存在である「長勝寺三門」

禅林街のシンボル的存在である「長勝寺三門」


全国でも珍しい禅宗のお寺が33も集まる「禅林街」の奥に、津軽藩主の菩提寺である「長勝寺」があります。長勝寺の見どころは、高さが16メートル余もある三門。壮大な建築で、観光スポットとしても人気を集めています。

住所:青森県弘前市西茂森1-23-8
TEL:0172-32-0813
営業時間:9:00~16:00
休館日:4月~11月は無休(冬期は要問合せ)
入館料:一般300円、子供250円

 

■青森銀行記念館
明治時代の生活を物語る「青森銀行記念館」

ルネサンス様式でありながら、随所に和・洋の調和を感じられる「青森銀行記念館」


「洋館の街」としても知られている弘前。市内に点在する洋館のひとつ、青森銀行記念館は、明治37年に青森県初の銀行・旧第五十九銀行本館として建てられました。県産ケヤキで造られた堅牢なカウンターや階段、過去には国会議事堂でも使われていたという「金唐革紙」の天井などが見どころです。

住所:青森県弘前市元長町26
TEL:0172-33-3638
営業時間:9:30~16:30
休館日:火曜、8月13日、12月~3月(弘前雪燈籠まつり期間中は無休)
入館料:一般200円、小・中学生100円(弘前雪燈籠まつり期間中は無料)

 

■弘前昇天教会
大正時代に米国人の設計で建てられた、ゴシック様式赤煉瓦づくりの聖堂

礼拝の時を告げる鐘の音も趣があります


イギリス国教会として確立された、カトリックとプロテスタントの架け橋となる中道主義の教会です。米国人が設計したというゴシック様式赤煉瓦づくりの聖堂は、大正時代に建てられました。アメリカで120年前につくられたというリードオルガンは今も現役で使われています。

住所:青森県弘前市山道町7
TEL:0172-34-6247
営業時間:9:00~16:00
休館日:日曜日(礼拝時)、司祭不在時
入館料:なし

 

■旧梅田家住宅
調度品に書かれた墨書から建築年代が推測できる貴重な武士の住宅

調度品に書かれた墨書から建築年代が推測できる貴重な武士の住宅


江戸末期に建てられた公開武家住宅です。南側に玄関、東側に縁を設け、全体的に南面と東面は開口部が多いことに対して、西面・北面は、勝手口のほか窓が1ヶ所、2階に窓を開くだけの煙出しと思われる高窓が1ヶ所と、冬の北西からの季節風に対応したと思われる北国らしい造りになっています。この旧梅田家住宅がある弘前市仲町重要伝統的建造物群保存地区は、武家屋敷が保存されている地区。ほかにも「旧岩田家」や「旧伊東家」などの公開住宅があり、昔ながらの伝統的な町並みを形成しています。

住所:青森県弘前市若党町80
TEL:0172-82-1642(弘前市教育委員会 文化財保護課)
営業時間:10:00~16:00
休館日:7月~10月/火曜、金曜、11月/月~金曜、12月~3月、8月13日(ねぷたまつり、菊と紅葉まつり期間中は無休)
入館料:なし

 

津軽藩ねぷた村
津軽地方の文化を一同に体験できる「津軽藩ねぷた村」

津軽地方の文化を体感できる「津軽藩ねぷた村」


弘前公園に隣接する観光施設で、藩の御蔵を一部改造して造られています。扇ねぷたや津軽凧の展示のほかに各種体験コーナーや津軽三味線のミニ生演奏もあり、津軽の文化をたっぷりと楽しむことができます。体験コーナーの種類は、金魚ねぷた・津軽凧・津軽焼などの絵付け、津軽塗(箸研ぎ)、あけびづる細工、津軽こぎん刺し、津軽天然愛染めなどの民芸製作に津軽弁講座、津軽三味線ととにかく豊富。ちょっと体験してみたら、眺めるだけとは一味違う津軽の思い出ができるでしょう。

住所:青森県弘前市亀甲町61
TEL:0172-39-1511
営業時間:9:00~17:00(12月~3月は一部の実演は16:00で終了)
休館日:12月31日
入館料:一般500円(ショッピングエリアはなし)

 

■弘前こぎん研究所
建築家・前川國男が初めて手がけた建物で、その見学のためだけに訪れる人も多いそう

前川國男が初めて手がけた建物で、その見学のために訪れる人も多いそう


麻布に木綿で刺子を施す、津軽の伝統工芸「こぎん刺」の普及と制作・販売をおこなっている「弘前こぎん研究所」。昔ながらの作業場や機織り機のある懐かしい空間で、作業風景を見学することができます。近代建築の巨匠ル・コルビジェのもとで学び、日本におけるモダニズムの先駆者となった建築家・前川國男の建物にも注目!

住所:青森県弘前市在府町61
TEL:0172-32-0595
営業時間:9:00~16:30
休館日:土曜、日曜、祝日
入館料:なし

 

■岩木山麓
りんごの季節にはこんな風景も見られます

りんごの季節にはこんな風景も見られます


弘前市街を抜けて岩木橋を渡り、車で約20分ほど進むと岩木山麓地域です。岩木山は津軽富士とも呼ばれる、標高1625mの青森県最高峰。昔から津軽の人々と密接に関わってきたパワースポットです。スカイライン手前の山麓地帯は車で気軽に観光できるエリア。史跡や湯めぐり、グルメなどいろいろと楽しめます。

岩木山神社:780年に岩木山の山頂に社殿を造営したのが起源とされています。岩木山を背景にしたたたずまいや、大木に囲まれ苔むした参道の様に趣を感じられます。

津軽岩木スカイライン:岩木山を8合目まで登れる全長9.8kmの有料道路です。ブナの原生林に囲まれた道には69ものカーブが。ターミナルでは、天気が良ければ白神山地や西海岸などの大パノラマを楽しめます。

嶽きみの道:「嶽きみ」とは、糖度18度以上で日本一甘いとも言われているとうもろこしのこと。8月中旬~9月にかけて、産地の岩木山南麓に、この嶽きみを売る直売所が多数出現。「嶽きみの道」と呼ばれています。直売店は30店前後。ほとんどのお店で、朝もいできた嶽きみを茹でて食べさせてくれます(1本200円前後)。

温泉&グルメ:岩木山周辺には10ヶ所もの源泉があり、湯めぐりを楽しむことができます。本記事の宿のカテゴリでご紹介している「アソベの森いわき荘」では地元の旬の食材をふんだんに使った各種料理、「山のホテル」では名物マタギ料理など、温泉に加えてこの地のグルメを楽しめる施設も多数あります。

弘前ねぷたまつり
青森ねぶたとは趣が異なる扇ねぷたが特徴てきな弘前ねぷた

勇壮な武者絵を鑑賞できる「弘前ねぷた」


夏季に青森県各地で盛んにおこなわれるねぶた祭りのひとつに、弘前ねぷたまつりがあります。弘前ねぷたは扇形の灯篭に武者絵が描かれているのが特徴。青森ねぶたとは太鼓や囃子も異なり、違った趣が楽しめます。
8月1日~4日 土手町コース 19:00~
8月5日~6日 駅前コース 19:00~
8月7日 なぬか日 10:00~

 

弘前城雪燈籠まつり
夜は燈籠とミニカマクラ、それにライトアップされた弘前城が幻想的な世界を創りだします

雪燈籠やライトアップされた弘前城が幻想的な世界を創りだします


みちのく五大雪まつりのひとつ。弘前公園内に、市民や団体が製作した約150基の武者絵をはめ込んだ雪燈籠や、約300基ものミニカマクラ群が並びます。夜はそれらに灯が入り、ライトアップされたお城が幻想的に浮かびあがります(2月上旬)。