今後、躍進が期待できる「三田学園」
兵庫県には多くの私立中学がありますが、その大部分は都市部に集中。都市部以外のエリアでは進学できる学校は限られます。
三田学園は、神戸・西宮エリアから遠いこともあって注目される機会は少なかったのですが、大阪大学、神戸大学、関関同立に多数合格者を輩出する進学校なのです。三田市近郊在住の女子は通学できる私立中学が限られていたため、成績上位者の多くは公立中学に進学していましたが、2009年から三田学園が男女共学に移行。成績上位の女子生徒が入学することが予想され、今後、大学合格進学実績の飛躍が期待できる学校の一つになるでしょう。
2011年度、兵庫県の中学受験動向予想
阪神エリア公立高校での総合選抜制度の縮小・廃止や、長期化する経済不況、公立高校の授業料無料化などが影響して、2011年度も2010年度と同様、志願者数が大幅に減少する学校も。
各校魅力ある学校づくりに努力しており、受験制度の変更や新コースの導入など、様々な取り組みを導入していますが、すべての学校が多くの志願者を集められるわけではありません。兵庫県私立中学は人気面において二極化が進行しており、難関中学や有名私立大学のエスカレーター校などに人気が集中。今後もこの傾向はしばらく止みそうにありません。お子様の志望校動向には、特に気をつけておいてください。
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