改正貸金業法、改正割賦販売法で二枚選びが重要になってきた

クレジットカードの選び方

クレジットカードの選び方

私はクレジットカードは2枚持ちがベストといってきました。5枚も6枚も持っていると年会費の負担は大きくなりますし、盗難・紛失のリスクも高くなります。さらに、改正貸金業法、改正割賦販売法の影響で、年収によってクレジットカードのキャッシングとショッピングの利用限度額が厳しくなっています。キャッシング(借入れ)は年収の3分の1。また、ショッピング利用(1回払いを除く)については原則、「年収等」から「生活維持費」「クレジット債務」を控除した額を超えて利用ができなくなりました。

これによって、利用可能枠が100万円の人は10枚のカードを持っていても、10万円の限度額のカードを10枚持つことになり、使い勝手が悪くなります。2枚に絞れば50万円のカードを2枚持てますから、どんな買い物でも十分に対応できるでしょう。いずれにしろ、自分が利用できる枠内でいかに数少ないカードを上手く組み合わせて使うかが、これからのカード活用法となるのです。

メインカードを選ぶなら「三通」のカードを狙え!

なおさら重要になってきたのがメインカードの選び方です。どんなカードがメインカードに向くのでしょうか。メインカード選びで大切なのは、自分のライフスタイルに合わせて選ぶということです。そう言われてもどれを選べばいいか大いに悩むものですが、一つの目安として「三通」という概念があるので、これを切り口として選んでみてはいかがでしょう。「三通」とは交通、流通、通信の略で、このジャンルは、わたしたちの行動に密接にかかわっているところ。利用価値の高いカードが揃っています。

「交通」は航空、鉄道、クルマ、旅行など、「流通」は、百貨店、コンビニ・スーパー、専門店など、「通信」は携帯電話、ネットショッピングなどを指しています。

それぞれの代表的なカードをあげると

■交通
・航空 「JALカード」「ANAカード」
・鉄道 「「ビュー・スイカ」カード」、「TOP&カード」、「To Me CARD」
・クルマ 「出光カードまいどプラス」「ENEOSカード S」「シェル-Pontaクレジットカード」
・旅行 「JTB旅カード」「Orico Card THE WORLD」

■流通
・百貨店 「三越 M CARD/伊勢丹アイカード」「大丸松坂屋カード」「タカシマヤカード」「ミレニアム/クラブ・オンカード セゾン」
・コンビニ・スーパー 「セブンカード・プラス」、「JMBローソンPontaカードVisa」、「ファミマTカード」、「イオンカードセレクト」
・専門店 「ビックカメラSuicaカード」「ルミネカード」

■通信
・携帯電話 「DCMX」「au WALLETクレジットカード」「ソフトバンクカード※」
・ネットショッピング 「楽天カード」「Yahoo! JAPANカード」「リクルートカード」「Amazon MasterCard」
※はプリペイドカード。ただしクレジットカードのような使い方も可能

これらの分野の中で、自分のライフスタイルにふさわしいカードを考え、その中から自分にあったカードを選ぶようにしましょう。

もし特定のジャンルに偏るのでなく汎用性の高いカードが希望であれば、「JCBカード」「三井住友カード」「MUFGカード」「UCカード」「ライフカード」「アメリカン・エキスプレス・カード」「ダイナースクラブカード」などのプロパーカードを選択肢に入れてはいかがでしょう。

さらにカードを絞り込むために、ポイント還元率を比較します。ポイント還元率とは、利用額に対し還元される金額の割合。100円で1Pが付与され、1000Pためると500円のギフト券等に交換できるカードであれば、10万円の利用で500円分が還元されるため、還元率は0.5%となります。目安は0.5%なら普通、1.0%なら上出来、それ以上なら高還元率と言えます。

利用明細書をよく読んで、自分のカードライフを再点検!

自分が選んだカードに自信がないときは、利用明細書をチェックしながら再点検することも必要です。もっとも利用しているお店、施設、シーンごとの利用金額を確認して、メインカードとして最適か否か合理的に判断します。

選考過程でメインカードにはならなかったけど、未練のあるカードはサブカード候補に回すといいでしょう。メインカードが決まれば、電気代、ガス代、水道料金から家賃まで、一枚に集約して使うのが賢い利用法。さらに変動的な費用も加えてカードで支払うと、ポイントはみるみるたまっていくでしょう。

【関連リンク】
オールアバウトのクレジットカード比較ランキングを見る
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。