→「401k資産運用テクニックの基本のキホン(1)」
日本版401k(確定拠出年金)の運用ルールのキホン
→「401k資産運用テクニックの基本のキホン(2)」
日本版401kにおける投資信託活用のキホン
基本的な運用方針の立てる第一ステップは?
前回までの二回、勉強してきたのは「運用をする前に最低限覚えておきたい401k運用のルール」でした。今回考えてみたいのは「さて、私は何でどれくらい投資をするか」という具体的なアクションの第一歩です。
資産運用をスタートというと、「今は株は買いか売りか」とか「○×投資信託は儲かるかどうか」とか「ワールドカップ効果でどの銘柄が上がる?」ということを考えてしまうものです。しかし、401k運用で最初に考えるべきステップはそこではありません。
401kで資産運用をスタートさせるとき、あなたが一番最初に考えるべき課題は「投資信託を何割くらい持ってもいいか」という判断です。投資の割合はどの程度にすべきで、それはどれくらい儲かる可能性があり、また同時にどれくらい損をする可能性があるのか、しっかり確認しておくのです。
特に「どれくらい損をする可能性があるのか」は意識しておくことが大切です。それでは次ページで確認してみましょう。
→投資を5割すると×%プラスになる? 次ページへ