名づけで注意することは、名づけの姿勢がきちんと守られているかどうかです。つまり自分にウソをつかず、自分の本音を大切にしているかどうか、そして名前をつけられる本人や、本人と関わる社会の人のことを大切に考えているかどうか、ということです。
名づけで大切な2つの姿勢が守られているかどうか
名づけは、名前自体よりも名づけに対する姿勢が大切
名づけで大切な姿勢というのは、以下の2点です。
- 自分自身の本音を大切にすること
- お子さんと社会の人を大切にすること
裏返せば、この姿勢が守られているかどうかということが名づけの注意点です。
たとえば、やみくもに情報集めをして混乱し、他人の口出しや世間のうわさが気になる、というのは1.が守られていない状態です。雑多な話が頭の中でごっちゃになり、「つけたい名前の字画が合わない」などと行き詰まったり、他人や世間にふりまわされ、自分で名づけをしたという実感がわかず、あとあとまでスッキリせずに悩みが続いてしまいます。
2.が守られない場合は、名前に難点が出て、本人が嫌がるような名前になったり、社会生活で混乱がおきて名前としての役目をはたさなくなる、ということがおきます。たとえば人に読めない名前、男女を間違える名前をつけてしまって、社会生活で非常に不便をし、後悔する、というようなことです。