結果が「+」の人
あなたの家計は+?-?それとも0?それにより家計の状態がわかります。
貯金額を増やしたいと考えることも可能な借金保有家計。
貯金を増やすには、お金の使い方の見直しが近道です。
結果が「0に近い」の人
借金等返済により、ぎりぎり家計。ちょっと油断すると、あっという間に「-」に転じてしまいます。計画的に借入をしたつもりであったかもしれませんが、家計のやりくりの見通しが甘かったことを反省しなくてはいけません。
生活で突発的な出費、たとえば冠婚葬祭、車の修理、学校の臨時集金などがきついと感じることもあるのではないでしょうか。
貯金が少しでもあるうちは何とか支払っていくことができますが、貯金が難しい状態ですので、少しずつ取り崩して支払いの補填に充てるうちに貯金がそこをついてしまうこともありえます。
今後クレジットカードは使わない、新たな借金はしないことを原則に、家計のやりくりを見直しましょう。まずは固定費の見直しです。本当ならぎりぎりにならずに返済していけるはずだったと思う方は、携帯電話代、または水道光熱費、または趣味関係にお金を使いすぎている可能性があります。外食ばかりで食費が過剰にかかっているケースもよく見かけますので、作成した家計表で振り返って見ましょう。
それでもやりくりがわからなければ、まずは支出を「消費」「浪費」「投資」の3つに分類した支出管理をし、ムダ出費をなくしましょう。この家計管理については、「年収200万円からの貯金生活宣言」で解説しています。実践していけば、貯金できる家計に変わることも不可能ではありません。
結果が「-」の人
「-」になる金額が大きいほど、家計管理では改善しきれない状態です。借金整理も視野に入れる必要がある場合が多いですね。ボーナスなどで毎月の不足額を補う計画でいる家庭も見受けますが、家電の買い替えや予定外の出費で予定通りに行かないケースも多いもの。このままだと、借入に頼らないと生活できないことになります。いずれ借入もできなくなるときがきます。そうなる前に借金については弁護士など法律家に相談しましょう。
借金が解決の方向に向かえば、「0に近い」人と同じように家計管理をしていきます。
もともと浪費がちなお金の使い方だったと反省できた人は、節約を心がけてみてください。もし「-」の金額がそう多くなければ、節約することで「0に近い」状態に変われるかもしれません。
自分の家計の傾向を知れば、改善策も見つかる
実際の家計相談では、生活背景や習慣など細かな情報も合わせて判断していくので、この診断では必ずしもあてはまらない場合もあります。ですが、自分が今どのような家計状況で借金と付き合っているのかを知るための入り口の診断になります。
家計の傾向をきちんと把握し、借金の状態と向き合うことで改善策を見つけていくことができるようになります。貯金できる家計に変わることをあきらめることはないのです。