台湾流は「食べる」ことで開運に!
朝ごはんメニューとして人気の大根餅も開運メニュー
幸せを呼ぶと言われる食べ物を食べたり、部屋に飾ったりすることで運を良くするのが、台湾流。例えば台湾ではパイナップルは金運を呼ぶ食べ物として知られています。というのも、台湾語でパイナップルはオンライと言い、これが、繁盛するという意味の「旺来(オンライ)」と同じ発音なんです。それでパイナップルは金運を呼ぶ果実として人気があるというわけ。パイナップルケーキが好まれているのは美味しいだけじゃなく、こんな理由もあったんです。それでは代表的な開運フードをご紹介しましょう。
■パイナップル
台北犂記のパイナップルケーキには、パッケージに「旺来」の文字が
縁起が良く、旧正月の飾りに好んで使われています。台湾で鳳梨酥(フォンリイスー)と呼ばれるパイナップルケーキが人気なのは、美味しいだけでなく縁起がよいこともあるのです。
■大根
大根は台湾語で「菜頭(ツァイタウ)」と言います。これは「幸先(さいさき)」や「吉兆」という意味を持つ台湾語「彩頭」と発音が同じなので、台湾では大根餅はラッキーメニュー。お年玉袋に大根の絵が描かれていることもあります。
■水餃子
水餃子は古代の貨幣「元寶(ユェンバオ)」に形が似ているので、金運を呼び込む食べ物と言われています。
■月餅や湯圓
台湾では中秋の名月(中秋節)に丸い月餅(ユエピン)を食べたり、冬至に丸い団子を浮かべたスイーツ、湯圓(タンユェン)を食べます。その丸い形になぞらえて、家族円満でいられるように、と願いがこめられています。
開運メニューが食べられるレストラン
翡翠白菜を模したメニューはミニサイズの白菜に、キリギリスとイナゴに見立てた桜海老が載っています
台北市にある国立故宮博物院の収蔵品には、天下泰平や発展、成長などを願った歴史に残る財宝が数多く展示されています。中でも白菜の上に子宝の象徴であるイナゴとキリギリスが乗った翡翠の財宝、翠玉白菜が有名。故宮博物院の隣にあるレストラン、故宮晶華ではこの翠玉白菜を始めとする国立故宮博物院の収蔵品をかたどったスペシャルメニューを食べることが出来ます。
故宮晶華の詳しい情報は>>>
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