ゴキブリ駆除は、「繁殖阻止」との抱き合わせで
スリッパも立派な凶器!?
- 殺す
- 追い出す(他所に行っていただく)
- 同居する(……)
また、1、2のいずれかが一度成功するにしても「再侵入」は避けなければなりませんし、ゴキブリとはいえ一世代だけではせいぜい(卵の段階から)生きても3年、いつかは死ぬわけで、その後の自家繁殖さえ阻止できれば、3に甘んじることもないはずなのです。
つまりゴキブリ駆除とは常に「駆除」行為と「繁殖阻止」行為が抱き合わせで行われていること、とご理解いただければと思います。
毒餌(食毒剤)式
ホウ酸(ゴキブリキャップ)、ヒドラメチルノン(コンバット)、フィプロニル(ゴキブリレストラン)、フェニトロチオンMCなどを有効成分とする毒餌を使います。■メリット
設置が非常に簡単(ゴキブリの通り道らしきところに置くだけ)。ゴキブリは毒餌を覚えず継続的に使用出来る。
また毒餌を食べたゴキブリが巣で死んだ後、その糞や屍骸を食べた仲間が死ぬこと(ドミノ効果)が期待できることも挙げられますが、他に潤沢な餌がある場合、わざわざ好き好んで仲間の屍骸を食べることは無いそうです。
■デメリット
毒餌の仕込みから効果の発現まで時間がかかること(約1ヶ月)。死んだ個体(屍骸)が行方不明になること(アレルギーの原因としては良くない)。定期的に毒餌を追加補給しないとゴキブリが食べ切ってしまってまた繁殖し始めてしまうこと。つまり「置いたら置きっ放し」ではあまり効果が見込めないことなどがあります。
また自作のホウ酸団子などは乳幼児やペットの誤飲・誤食の例が少なくなく、設置こそ簡単ですが長期的なメンテナンス(確認)が必要である殺虫方法といえるでしょう。