どこまでも続く宿場町の町並みを歩いてみましょう
関宿にある郵便局(上)と銀行の支店(下)(2009年8月撮影) |
古い町家が軒を並べている所も多いので、どこまで歩いても宿場町の中……という感覚を味わうことができる稀有な場所と言えるでしょう。
関まちなみ資料館(2009年8月撮影) |
昔の旅籠である「玉屋」の中を見学できる関宿旅籠玉屋歴史資料館や、関まちなみ資料館では、関宿に多い町屋の中を見学することが可能です。町歩きの途中で立ち寄って、関宿の歴史を確認してみるのもいいですね。
お店の看板にも注目要です!
関宿銘菓「関の戸」のお店、関宿・深川屋。看板に注目したい(2009年8月撮影) |
片方は漢字で、もう片方はかな文字で書かれています。これは関宿の中を歩く旅人たちが江戸と京のどちらを向いているのかを簡単に知るための知恵。
漢字の看板が見える時は江戸の方向に、かな文字の看板が見える時は京の方向に歩いていることがわかるようになっています。東西に長い宿場町ならではのアイデアですよね。
貴重な東海道の宿場町が今も残る関宿をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。行楽日和の中、昔の旅人になった気分が味わえる関宿にぜひ出かけてみてください。