投資信託/投資信託関連情報

注目!2009年1月 投資信託の分類が変更に

種類も多く複雑な投資信託。わかりにくいと言われていた投資信託協会の分類方法が、2009年1月から見直されることになりました。これからは、投資対象の地域や資産がひとめで把握できるようになりそうです。

執筆者:牧野 なな子

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種類も多く複雑な投資信託。わかりにくいと言われていた投資信託協会の分類方法が、2009年1月から見直されることになりました。これからは、投資対象の地域や資産がひとめで把握できるようになりそうです。

運用側の視線から投資家からの視線へ

投資信託の情報もこまめにチェック。


全ての投資信託は、投資信託協会で決められた方法によって分類されています。投資信託の名前の横によくある「追加型株式投資信託・バランス型」がそれ。

困ったことに、現在の分類法では、「グローバル・ソブリン・オープン(国際投信)」のように先進国の債券に投資するものでありながら、「株式投資信託・バランス型」と分類され、実態がわかりにくく誤解を生んでいるものが少なくありません。

株を組み入れるかどうかで、株式投信と公社債投信の二つに大きく分類されていますが、公社債投信は株式を一切組み入れないことになっています。投資信託を設定する際、実際は債券だけで運用していても、株式も組み入れられる可能性を残しておくと、株式投信の分類になってしまうのです。

そこで、その商品の投資対象の地域や資産が一目で把握しやすくなるよう見直しされることになりました。”運用上の視線から投資家の視線へ”投信の中身が随分分かりやすくなりそうです。

2009年1月以降の発売のものは、設定時にこの分類が適応され、既に発売されているものは、2009年中に表記の変更が義務づけられています。

それでは、どう変わるかは次のページでご紹介しましょう。
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