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投資信託 勝手にランキング2008(3ページ目)

波乱万丈の2008年も残り僅か。世界が景気後退の一色に染まり幕を閉じようとしていますが、こんな年でも頑張ったファンドもありました。ガイドが選んだ投資信託 勝手にランキング2008を発表します。

執筆者:牧野 なな子

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じっくり積立に向くファンド2008

少額でも世界全体の成長を応援する投資ができる。
1本で分散投資が出来るファンド、もしくは、オリジナルファンドを作る際のベースになるファンドをセレクトしました。長期投資は、保有時のコストが重要なポイント。コストの低さにも注目して集めています。

1.セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド<バランス>
 さわかみファンドと同様、直販型で長期投資の運用専門。債券と株に半々の割合で投資。このファンド1本で新興国を含む世界の株式と債券に分散投資することができます。5千円からできる積立が若い世代の資産形成に活躍しそうです。この金融危機でもお客様の数はあまり減っていないとのこと。長期投資が浸透している証拠でしょう。

2.ジョインベスト・グローバル・バランスファンド<バランス>
 ジョインベスト証券だけで販売されているオリジナルバランスファンド。国内債券を除く国内株式、先進国の株式、債券の各資産のインデックスファンドに3分の1ずつ配分されています。2008年1月設定と若いファンドですが、信託報酬が0.63%と安いのに期待して入れてみました。

3.ニッセイTOPIXオープン<日本株式>
東証第1部上場銘柄全てを対象としているTOPIXに連動しているので、日本を代表する全ての会社に分散投資していることに。日経平均は225社だけなので、TOPIXの方がより分散されているといえます。TOPIXに連動するファンドの中でも、信託報酬がきわめて安く0.525%です。

4.ステートストリート 外国株式インデックス<外国株式>
MSCIコクサイ指数という日本を除く先進22ヶ国の株式で構成される指数に連動。世界の株式市場のほぼ全体に投資することになるといえるでしょう。ネット証券で買えばノーロード(購入手数料無料)、信託報酬も0.95%と外国株式型の中では低水準です。

5.年金積立インデックスファンド海外新興国(日興AM)<外国(エマージング)株式>
 MSCI エマージングマーケットインデックス(円ヘッジなし・円ベース)の動きに連動。BRICs諸国を始め、新興国の代表国である、韓国、台湾、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンのほか、東欧や中東の一部などの新興国が一通り入っています。新興国の成長を期待するなら、これをプラスアルファで取り入れてみても。もともと確定拠出用のファンドなので、信託報酬が0.8925%と安い。年金積立インデックスシリーズは、他にも海外株式、海外債券が購入可能です。

いかがでしたでしょうか。あなたがお持ちのファンドもありましたか?

この他にも、注目のファンドはたくさんあります。P.1のセレクトの基準の項目と合わせ、投信選びの参考にして下さい。

年末、投信オブザイヤーが発表される季節です。今月発売のあるじゃん「あるじゃん投資信託オブザイヤー2008」では、2008年を代表する投信が勢揃い。2009年の予測も参考にされるとよいでしょう。
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