投資信託も対象となるローンは野村証券と大和証券
※1 担保時価額に対する融資限度額の割合 ※2 日興コーディアル証券のイージー・コムストックローンはH21年3/1~8/31までのキャンペーン金利。その他は、2月25日現在適用金利。 大証金のコムストックローンは上記2つの証券会社の他、松井証券、リテアクレア証券、野村証券も提携している。 |
上の図は、証券会社で取り扱われている主な証券担保ローンの一覧です。大和証券と野村証券はグループ内の金融機関と提携、SBI証券と日興コーディアル証券は大阪証券金融と提携してサービスを行っています。現在は、一部の証券会社に限られていますが、サービスのラインナップの1つとして徐々に広がっている模様です。
証券会社によって担保対象となる有価証券に違いがあり、大和証券(大和証券ネットローン)と野村証券(野村webプラスローン)の2つは、株だけでなく債券や投資信託も担保の対象としています。
融資が受けられる金額は、担保時価額に対する融資限度額の割合で決まっています。表の中で、各有価証券のカッコ内に書いた%はその割合です。例えば、大和証券で投資信託100万円分を担保にする場合、49万円まで借りることができます。
金利は、担保をとるのでどれもカードローン(一般的なカードローンの金利はおよそ5%~20%弱)より低めに設定されています。SBI証券のコムストックローンSBIの場合、4.175%。100万円を1か月(31日)借りた場合の利息は、3,545円となります。(100万円×31日×4.175%÷365=3,545円(円未満切捨て))
利息分は毎月支払うケースと元本に組み入れられるケースがあります。返済は自由返済、随時可能で、担保を売却して返済することもできるのは各社共通しているようです。
それでは、次のページに利用する時の注意点をまとめましたので、必ずお読み下さい。