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ガソリン高騰時のマイカー通勤は持ち出しに

ガソリンの高騰が止まりません。私の周囲でもクルマからバイクに切り替えた方が多くなってきました。ガソリン高騰とマイカー通勤の非課税ワクを検証してみました。

田中 卓也

執筆者:田中 卓也

税金ガイド

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ガソリン高騰はいつ止まるの?
ガソリンの高騰が止まりません。
私のまわりでも「会社が負担してくれるマイカー手当てなんて微々たるものだからさあ。全然足らないよ。ここのところ、ずっとバイク。これから寒くなるからイヤだなあ」なんて人かなり増えました。

そこで、ガソリン高騰とマイカー通勤の非課税ワクを検証してみました。

通勤費月額10万円まで非課税って聞いているけれど


通勤費というと、「月額10万円まで非課税」って無条件で覚えてしまっている人おおくないですか。でもこれには前提条件があって、その前提条件とは、「通勤のために交通機関または有料道路を利用する人」という決まりになっているのです。

つまり、「通勤費月額10万円まで非課税」に該当する人は、電車、バスなどの公共の交通機関を利用している人に当てはまる規定であり、どなたにでも当てはまるものではありません。

マイカー通勤の場合の非課税ワクは?


では、マイカー通勤の場合の非課税ワクはどのような規定がなされているのでしょうか。
通勤距離によって、非課税ワクが規定されており、具体的には以下のようになっています。

・ 通勤距離が片道45キロメートル以上          ・・・24500円
・ 通勤距離が片道35キロメートル以上45キロメートル未満 ・・・20900円
・ 通勤距離が片道25キロメートル以上35キロメートル未満・・・16100円
・ 通勤距離が片道15キロメートル以上25キロメートル未満・・・11300円
・ 通勤距離が片道10キロメートル以上15キロメートル未満・・・6500円
・ 通勤距離が片道2キロメートル以上10キロメートル未満・・・4100円
・ 通勤距離が片道2キロメートル未満          ・・・全額課税

最後の、通勤距離が片道2キロメートル未満は全額課税の理由ですが、「そのくらいの距離だったら、歩いて通勤できるでしょ」という考え方によるものなのでしょうか。

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