株式投資も、野球と同じように道具がなくては始められません。
野球をするには、バットとボールが最低限ないと出来ませんよね。
株式投資に最低限必要なものは、主に次の4つだと思います。
- パソコン、インターネットが快適に繋がる環境
- 株価や市況などが見れる情報ツール
- 会社四季報
- 電卓
パソコン及びインターネットが快適に繋がる環境
まず、インターネットが快適に繋がる環境が必要です。ネット証券を活用する場合はもちろんのこと、店舗を構えている証券会社と取引する場合においてもインターネットが快適に繋がる環境が必要です。市況を見たり、企業のホームページを見たり、見たい財務諸表をダウンロードしたりと、インターネットが快適に繋がる環境があれば大抵のことが出来ます。
ADSLや光サービスなど、常時接続で快適なインターネット環境を作りましょう。
また、各銀行が提供しているインターネットネットバンキングサービスも申込んでおくとよいでしょう。何といっても自分の口座と証券会社に開設した口座間の資金移動の為に、わざわざATMまで行く必要がありません。そしてATMよりも振込手数料が安くなります。
詳細は各銀行のホームページをご参照下さい。
株価や市況などが見れる情報ツール
次に株価や市況などが見れる情報ツールを用意しましょう。これはネット証券に口座を開けば機能の良し悪しはあれど必ず手に入ります。また有料サービスのツールを使うと、より細かい情報を入手できます。
※主なネット証券会社の株価リアルタイムツール
証券会社 | 主なツール | 有料/無料 |
イートレード証券 | POWER E*TRADE | 有料 |
マネックス証券 | マネックススピード | 無料 |
松井証券 | ネットストックトレーダー QUICK情報 |
有料 無料 |
楽天証券 | Market Speed | 有料 |
ツールによってはソフトのダウンロードとインストールが必要な場合もあります。(*楽天証券のMarket Speedなど)
口座開設後、自分のパソコンにソフトをダウンロードし、問題なく動くかどうか確認してください。もしパソコンが古くて動かないようであれば、パソコンの買い替えも検討する必要があるでしょう。
会社四季報
その次に会社四季報を用意します。会社四季報とは東洋経済新報社が発行する上場企業の百科事典みたいなものです。毎年3、6、9、12月、年4回発行されます。中身は企業の事業内容や、過去の業績、株価のチャートなどが掲載されており、「この企業、何をやっている企業なのかな?」とパッとその企業のページを見れば大体のことが把握できます。
証券会社の情報ツールなどパソコン上で見れる場合もありますが、やはり机の上に1冊は置いて、調べたい企業が見つかったときにパッと見られるようにしておくことが大切だと思います。
ちなみに私の使っている証券会社の情報ツールでも会社四季報は見ることができますが、常に1冊は机の上に置いてあるようにしています。
電卓
そして最後に電卓です。「株を買う際にいくら必要なのか?」
「今売ったらいくらの利益が出るのか?」
などを計算するほかにも、
「この企業のPER(株価収益率)はいくらなのか?」
「この企業のROE(株主資本利益率)はどのくらいなのか?」
「この企業の主力事業の利益率はどのくらいなのか?」
を計算する際に必ず必要です。出来るだけ大きくて使いやすいものを選んでください。
この4つが揃えば、株式投資で成功するための道具はある程度揃ったことになります。
あとはその道具を使いこなす訓練が必要ですね。
▼関連リンク
・株式投資の仕組みを学ぶ