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株価暴落時の対処法(2ページ目)

災害やテロ、システム障害などで株式市場全体が暴落することがあります。そのような不意なアクシデントに対処するためには、どのようにすればよいのでしょうか。私なりの対処法をお話します。

西村 剛

西村 剛

株式 ガイド

国内運用会社にて中小型株式ファンドマネージャー兼アナリストを経て独立。個人投資家に分かりやすく株式投資を伝授すべく、講演や執筆を行う。最近では統計データを重視したシステムトレードにも注力。

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売った銘柄の株価を注視する



 

売った株の株価を見ない人も多いですが、多くの銘柄で株価が付いて売買できることを確認した後に、再度投資判断をし、買い戻す機会を狙います。株価が付き売買できると言うことは”不測の事態が回避された”訳ですから、暴落が一時的なものと判断すれば再び買い戻すことも必要です。私の場合、売った銘柄の株価が、売ったときの価格を越えてきたのを確認してから買い戻します。



一番危険なのは”含み損を放置”すること


自分の予想できない事態が起こったときに保有する株が含み損だから売れない・・・といった考えをお持ちの方も多いと思います。
ただこれが一番危険だと思います。放置した結果、たまたま株価が戻ることも多いとは思いますが、何回かそのようなラッキーなことが続いても、最後の1回でロスカットできなければ、投資資金が底を尽き株式投資を強制的に辞めなくてはいけない状態になります。

含み損だからという理由で、損切りを行わないのは危険ですよ。

相場は明日もある



 
株式市場は今日暴落したからといって明日からなくなるものではありません。ですので、いったん株を売却しても、また明日買い戻すことも出来ます。冷静な判断が下せる状態に戻るまで休むのも手ですね。


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