新規上場すれば誰でも夢を買える!
YAHOO投資に見る株式投資で見れる夢 |
この1997年当時であってもYAHOOに対する認知度は高かったので、鳴り物入りの上場でした。しかしYAHOOでさえその当時の売上は12億円で6400万円の純利益しか上がっておりませんでした。
売上 | 純利益 | 純利益伸び率 | |
1997.3 | 413 | 23 | |
1998.3 | 1269 | 64 | 278% |
1999.3 | 1914 | 183 | 286% |
2000.3 | 5695 | 1153 | 630% |
2001.3 | 13039 | 2972 | 258% |
2002.3 | 31497 | 5868 | 197% |
2003.3 | 59095 | 12096 | 206% |
2004.3 | 75776 | 24826 | 205% |
2005.3 | 117779 | 36500 | 147% |
2006.3 | 173600 | 47000 | 129% |
上場は1997年11月。1997年3月期は売上はわずか4億円からのスタートです。その後、12億円、19億円とうなぎのぼりになり、今では1500億円を優に超える企業となったのはご存知の通りです。特に伸張著しい時は株価の上昇ピッチも早く、躊躇しているまに上昇します。成長を経るごとになかなか手を出しづらくなって行き、成長がとどまってきて、はじめて株価上昇も緩やかになっていくのです。上場後大きく成長できたことが読み取れます。 |
この1997年当時、まだパソコンやインターネットは一部分の人たちだけが利用するにとどまっていましたが、確実にWindows95の発売後、誰の目にもパソコンの時代を予感させました。Windows95は我々にパソコンをより身近な存在にさせたのです。
このYAHOO上場の1997年末当時、Windows97の登場で、ますますパソコンは身近になっていった時代です。この時点では今のような急速な普及は予想できなかったとしても、インターネットやパソコンの普及の初動段階という認識は出来たはずです。
株の新規上場は誰でもその気になれば購入可能になることを意味します。株式公募は当たらなければ手に入らないという意味で一部分の人たちにしかまだ手に入りませんが、新規上場すればその気になれば誰でも手にするこ出来るのです。