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ヤマダ電機への理想の売り買いで15億円?(2ページ目)

ヤマダ電機を保有し続ければ105万円が4375万円、理想の売り買いで15億円?株式投資の魅力を再認識しましょう!

藤村 哲也

執筆者:藤村 哲也

株式ガイド

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ヤマダ電機の売り買いを理想的に行えば100万円は15億円?

ヤマダ電機は98年以降成長加速
ヤマダ電機は98年以降成長加速
(売り買いを理想的に行ったケース)

1989年
 1050円×1000株=105万円

2007年4月
 105万円×4×7.5×48=15億円(5回の売買)

いかに株式投資には夢があり、可能性があるのかという一例ですのでご参考にしてください。あくまでも理想形ですが、理想を知らなければ現実を変えることも出来ません。現在の投資方法を改めて考えるきっかけに使っていただければと思います。株式投資を行うにはこのような成長企業に大きな流れを捉えて投資(投機ではなく)を行うことがいかに重要かという一例です。

ヤマダ電機の上場直後の業績推移と株価推移

■ケーススタディ ヤマダ電機の業績動向と株価推移
ヤマダ電機の上場直後の業績推移
  1989年5月期 1991年3月期 1995年3月期
売上 212 279 621
営業利益 3 3 2.5
純利益 3 2 3.7
一株利益 54 41 43
上場が1989年で、新規上場後1995年まではほとんど利益は伸張せずに、株価も一時期は460円まで下がりました。(今の株数に分割を調整して合わせると153円)

■ヤマダ電機の上場直後の株価推移
1989年に上場後1050円をつけあと4200円まで上昇し、1992年には460円まで売られました。しかしこの1992年の460円を底にして反転に転じました。その後は1996年まで3480円まで上昇をしました。これは今の新興市場にもよくあるパターンですが、最初は期待先行で買われて、(4倍の上昇相場)その後はPERが実際に落ち着いてくるところまで調整を入れ、徐々に実際の業績が株価に追いついてきて(7.5倍の上昇相場)行く段階です。

この間の大きな相場は以下の通り。
1050円→4200円(4倍の上昇相場)
460円→3480円(7.5倍の上昇相場)
理想的に売り買いをすれば30倍です。

売り買いを理想的に行えば100万円は15億円?
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