高成長企業のSUMCO(3436)
半導体生産に不可欠な300mmウェハで世界高シェア |
短期売買で失敗している方は視点を変えようのところでも例を挙げさせていただきましたが、業績も株価も文字通り順調に推移してきております。株価も5/15現在5280円と、上場来高値を更新中です(1対2の分割を行っているため、前の株価で言えば10560円)。
従来半導体は200mmウェハで生産が行われておりましたが、近年は効率性を重視して、より大口径の300mmウェハで最先端の半導体などの生産は行われます。300mmウェハを生産できるメーカーは世界中でこのSUMCOと信越半導体だけです。
今後各半導体メーカーは競争力強化の目的で300mmウェハの生産量をまだまだ増やしていく予定で、同社はそれに応じてますます拡大していくと見込まれます。
造船関連の中国塗料(4617)
第三に挙げさせていただくのが、中国塗料(4617)。これも2006年11月の水準783円から現在(5/15)は1262円と、約半年で65%の上昇となりました。業績も好調です。2007年3月期の決算は30%増収、経常利益は92%の増益となりました。一株利益は70円で、現在PERは18倍です。
これは前回のグローバル成長企業の一角である造船関連銘柄の一つです。グローバル経済の拡大に伴い造船需要が活発となり、これら船に利用される造船塗料に対する需要も急増してきております。
造船の拡大はこれから数年続く見通しでありこの中国塗料の株価も上昇を続けていくと判断しています。