ギャンブル性の強い株式投資
株式は博打? |
多くの方は競馬や競輪、パチンコと同様の博打的なイメージが抜けないのではないでしょうか? 競馬や競輪、パチンコは一回勝負のギャンブルです。
しかし、株式投資はデイトレや短期売買は別にして、一回限りの勝負ではありません。保有している企業が上場している限りは株価上昇という復活もあるし、配当や優待などという収入もあります。
一回限りのチャンスで勝敗がはっきりするギャンブルと似た株式投資方法にデイトレや短期売買による鞘取りという株式売買方法があります。これも株式の投資方法の一つですし、短期間で売り買いすることからギャンブル性が強いのです。
ギャンブル性を低くする株式投資
先のような短期売買を繰り返し鞘を抜いていく株式投資に対して事業の成長性を見込んで投資をして大きなリターンを産み出す株式投資が一方ではあります。例えば、Yahooやセブンイレブン、任天堂など高成長企業になるべく早い段階で投資していくことがその代表です。事業の有望性を見込んで投資していくことで、その結果としてリターンを得ようというスタンスです。
あくまでも一つの例ですが、これらの三銘柄に早い段階で投資していたらどれだけのリターンがあったのでしょうか?
これを知れば先のようにギャンブル性の強い投資方法で時間も神経も財産もすり減らしていくやり方を改める方も出てくるのではないでしょうか? 会社の内容や事業、将来性を見込んで投資していくというスタンスで株式投資に望むことが時間も、資産も、心も余裕をもたらしていく投資になるということに気づくと思いますがいかがでしょうか?
■各種運用シュミレーション
YAHOO | 任天堂 | ※セブンイレブン | |
投資年度 | 1997年 | 1979年 | 1979年 |
当時の株価(年初) | 200万円 | 615円 | 1800円 |
その後の高値 | 19万円 | 70000円 | 18290円 |
現在の株価(2007/10/25) | 50800円 | 70000円 | 2820円 |
無償増資による株数の増加 | 8333倍 | 3.88倍 | 38倍 |
当初100万円投じていたら? | 約2億円 | 約4.4億円 | 約6000万円 |
※Yahoo、セブンイレブンは上場時、任天堂は1962年の上場と古いですので、セブンイレブン上場の時の株価を参照しています。あくまでも株式投資に対する理解を深める為のものですのでご注意ください。 例えば、YAHOOに1997年、つまり10年前に200万円で新規上場しました。この時200万円を投じ今まで放っておいた場合、今では4億円の評価額となっております。1979年と約30年前と古いですが、任天堂に100万円でも投じていた場合は、今では4億円を越す評価額となっています。セブンイレブンでも6000万円、高値で売却していれば約4億円近い金額となっているのです。 ※注意)このシミュレーションは税金や手数料を考慮していないものです。あくまでも株式投資についての理解を深めるための便宜上のものですのでご参考までにしてください。 現在の株価は2007年10月25日14時現在値。 |