日本の雄はヤマダ電機、中国の雄、国美電器は?
日本も中国も一緒? |
中国の家電量販店の株価上昇、業績の拡大はまさにこれから本番ではないでしょうか?中国NO1の家電量販店通称GOME、国美電器に焦点を当てます。
適切な売り買いで100万円が15億円になったヤマダ電機のような投資ポテンシャルがあるのでしょうか?
ヤマダ電機には大きな上昇相場は三回あって、その一回一回は大きく財産を形成するチャンスが提供されていたのです。ヤマダ電機の株価が大きく上昇した背景には、日本の社会情勢やそれに伴った業績の拡大があります。なかでも重要なポイントは、世界でも家電製品の消費額の大きい日本マーケットにおいて地方から都会まで幅広い層に販売ネットワークを持つ点。この点が非常に価値が大きいといえそうです。
電器メーカーにとって見れば、全国に販売網を持つヤマダ電機の販売力をどう活かしていくのかが販売を左右する大きな要素といっても過言ではありません。ソニーなどのテレビメーカーにとっても、日本中のテレビ買い替え購入者へ積極的にアプローチするにはヤマダの様な存在は不可欠なのです。現在ヤマダ電機は全国に1000店舗を超える販売網を持ちます。全国いたることにあるといっても過言ではなく、豊富な品揃えとポイント還元率の高さ、安さ、などは折り紙つきです。
一昔前は家電製品を購入するといったら、街のお馴染みの電気屋さんで購入するといったことが通常でした。しかしコジマやヤマダ電機が消費者の行動を大きく変えていったきっかけを作りました。そして大きな成長を遂げたのです。このことはメーカー側から見ても非常に重要な出来事です。つまり主導権はメーカー側から販売力のある小売店へと移っていったのです。小売店の動向によって新製品の売上も大きくぶれてしまうという力関係の逆転が起こったのです。