銘柄選びは投資対象を決めること
投資対象を決めること |
つまり東京市場や海外市場で上場している企業はいつでも誰でも自由に売り買いすることが出来ます。
上場企業は株式を通して自由に売り買いすることが出来、誰でも参加する事が出来るのです。
このことが資本主義の大きな特徴です。
企業はこの投資家からの資金調達を通してさまざまな事業拡張を行え、チャンスを活かしていく資金が出来るのです。本来、株式を購入することは上場企業に対して投資することを意味します。
投資先によって投資家の命運も分かれる
そしてその投資先によって株主の命運は分かれるというのが最も株式投資の基本なのです。どこに投資するのかによって投資家の運命も大きく左右されます。企業と投資家は運命共同体なのです。しかし、このことを忘れがちです。その理由は株式の場合、簡単に売買が出来るというところにあります。株式は誰でもいつでも購入しいつでも売却することが出来るという市場性を持ちます。それだけに最初の選択もあいまいで適当な選択をしてしまいがちです。
これはいつでも売却が可能だからです。しかし何事も最初が肝心です。この最初の選択が誤るとその後の売却も、次へのやる気も失せてしまいます。購入以上に売却は難しいため最初の選択が適当だとまず間違いなく株式投資への成功の切符を持つことが出来ません。
しっかりした考え方でしっかりした投資をすることが株式投資の出発点で基本中の基本なのです。この基本を身につけないで売り買いのテクニックばかりでごまかそうと思ってもそれはギャンブルに過ぎません。短期的によい結果が出たとしても継続的なよい結果は望めません。相場に左右され、神経もすり減らしてしまいます。
会社に就職するときは簡単に退職できない(やめられない)からその選択は慎重になります。結婚も簡単に離婚できない(やめられない)から慎重になるのでしょう!しかし株式の購入(投資)は簡単にやめる(売却)ことが出来ます。だからこそよく考えもせずに走り出してしまいがちです。選択が最初から最後まで間違っているにもかかわらずうまくいかないと売り買いを一生懸命しても悪循環からは抜け出せません。
時流に乗った会社に就職して頑張れば給料も上がりステップも上昇し、ポストも上がっていくでしょう。株式投資も同様です。就職以上に最初の選択はその後の投資成果に実はシビアに影響してきます。
うまくいかない方はこの投資への考え方を基本に戻すだけでも大きく変わってくるはずです。