何を基準に選べばよいか?

選択の基準
選択の基準
日本企業だけでも上場企業は4500社に及びます。海外市場もたとえば香港市場は1200社、米国市場は5000社以上が上場しています。

この中からどの会社に就職するのかを考えるときは非常に悩まれると思います。

その会社の将来性や、働く姿、給料などの待遇や社長の経営方針、10年後20年後の姿などを思い浮かべようとするからです。
この前提には長年にわたって勤めようという気持ちが働くからです。しかし株式売買の場合はどうでしょう?

購入時にかなり簡単に選択していませんか?

この株はこんなに下がったから買いかな?とかトヨタならつぶれないから買おうか?株主優待券がつくから購入しようか?チャートが良いからなどなど。選択の動機は様々ですが企業の内容よりも株価や優待券、チャートなど分かりやすいものに目を向けがちです。

もし、一度投資(購入)したら売却が簡単に出来ない状態でその中からなけなしのお金を投資しようと思うとどうでしょう?当然、簡単に売却できないわけですからかなり慎重に投資対象を見極めようとするのではないでしょうか?今後将来どうなるだろうか?社風はどうか?どんな製品を提供しているか?円高になったらどうなるか?金融危機の影響は?経済対策の影響は?などなどさまざまな観点から決めていかれると思います。

しかし、実際に株式の購入時に企業に投資していくという気持ちで購入する方は特に日本の個人投資家の場合、ごく少数なのです。かといって売るのが簡単にもかかわらず損失が出たらすぐ抱え込んで塩漬けにしてしまいがちです。

購入は簡単に選択し、売却は引きずってしまう。これではいつまでたっても悪循環からは抜け出せません。

選ぶ基準は実は思った以上に難しいのです。また、選択がその後の売却まで影響を及ぼしますので投資成果に大きな影響を与えてしまうのです。ではこの選択を的確に行うにはどうすればよいのでしょう?企業は当然世界経済の中に組み込まれております。消費の動向や政治、国際情勢、企業業績などさまざまな要因を考えなければ投資は出来ないのです。
たとえば今のソニーの株は不調を極めておりますが、このようにソニーが数年前から投資には適さずほかの銘柄を購入していくと判断していくには次のような情報が必須の情報となります。

1.ソニーの収益構造(現状と将来)
2.ソニーの業績への米国消費落ち込みの影響度合い
3.サブプライム危機のソニーに与える影響(特に住宅不況の影響)
4.ソニーの戦略(パナソニックや任天堂など他社との比較)
5.世界経済の動向
6.プレステ3など各製品の動向

などなど。これらの情報を咀嚼し理解していくには専門家の知識がなければまず対応は出来ません。

しかし、このような過程を経ないと投資するのに成功することはおぼつかないのです。特に中長期財産形成をお考えの方は雰囲気で投資するのではなくきちんとした情報源がないとこれからの投資で成功することは非常に難しいのではないでしょうか?


最初の選択によって雲泥の差!