不景気といいながらも、ボーナスへの夢が膨らむ12月。
しかし、低金利、株安、不安定な為替など、まとまった金額の運用はどうしたらいいのか、本当に困ってしまいます。
そこで、住宅ローンを背負っている人、旅行を計画している人、住宅資金を貯めていている人、絶対元本は減らしたくない人など、パターン別におすすめの運用商品をご紹介します。
○住宅ローンを背負っている人
借り入れ残高の多い人は、元本の一部を繰上げ返済して、返済総額の減額と期間短縮を狙いましょう!
【返済例】
・住宅金融公庫から1,700万円借入 借入期間25年
・ボーナス返済なし、元利金等払い
・金利 10年まで2.5%、11年以降4.0%
上記条件で借入れ、平成13年9月から返済を開始した人が、平成14年1月に100万円を一部繰上げ返済すると
<従来の返済予定> 返済総額 24,075,164円
<一部繰上げ返済後> 返済総額 21,801,664円
と、返済総額が2,273,500円軽減(利息軽減分は1,273,500円)し、返済期間は2年1ヶ月短縮します。35歳でローンを組んだとすれば、定年前にローンの支払いが終わりますので、老後の資金計画がたてやすくなります。
○旅行を計画している人
1年以上後の計画の場合は、旅行会社の「旅行券積立」の一時払いがおすすめです。JTB「たびたび」の場合では、
据置期間 一時払金額 利回り
12ヶ月 968,524円 3.25%
18ヶ月 953,517円 3.25%
24ヶ月 934,580円 3.5%
で、100万円の旅行券を受け取ることになります(2002年3月25日までのキャンペーン期間金利)。
【注意点】
旅行券は、飛行機や電車・バスの乗車券、旅館、ホテル、ツアー料金などその旅行会社を利用して予約、購入する場合にのみ使えるものです。