貯蓄/貯蓄する基本の方法

預金が消えた! 補償はどうなる?

インターネット・バンキングや盗難通帳から虎の子の預金が引き出されたとき、銀行はどのような補償をしてくれるの? 自主ルールが発表されました。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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インターネット・バンキング不正引出し181件

2007年1年間に闇に消えた預金総額は約21億7000万円
2007年1年間に闇に消えた預金総額は約21億7000万円! 次の被害者はあなたかも……。
日本経済新聞社が2007年11月に3大都市圏の20~69歳男女を対象に行った「第4回日経金融機関ランキング」(有効回答4,105人)で顧客満足度第1位に輝いたのはインターネット専業のソニー銀行でした。約7年前に開業したソニー銀行の2005年12月末日の口座数は414,888口座、それが2007年12月末日には556,826口座、2008年1月末日には578,299口座と約2年間で約40%も増えました。

都銀や地方銀行もインターネット・バンキングサービスを充実させ、今やインターネット・バンキングを利用する人は急増しています。それに伴いインターネット・バンキングの預金等不正引出しも増えてしまいました。


「盗難通帳による払出し件数・金額等に関するアンケート結果等について」(2月7日全銀協ニュース)によると、「インターネット・バンキングによる預金等不正引出し」は、2005年4月~12月に31件発生し被害額は2600万円でした。それが2006年は44件、被害額4300万円と約65%増加し、2007年には181件、被害額は1億3300万円、2006年より約210%も増加しました。それに対して盗難・偽造キャッシュカードや盗難通帳による不正引出しの被害は減少傾向にあります。
<「盗難通帳による払出し件数・金額等に関するアンケート結果等について」(2月7日全銀協ニュース>
「盗難通帳による払出し件数・金額等に関するアンケート結果等について」(2月7日全銀協ニュース
 


盗難通帳、インターネット・バンキングによる預金等の不正引出しに対する補償内容は・・・・
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