金融機関は便利が一番

三菱東京UFJ銀行は、「銀行間手数料の支払いが一方的に多い」として2008年11月4日から東京スター銀行のATM/CDでのキャッシュカード取引を停止しました。それに対し、東京スター銀行は11月11日「ATM提携を一方的に拒絶したのは、ATMの相互利用に関する全国キャッシュサービス(MICS)の運営規約や独占禁止法などに違反している」として東京三菱UFJ銀行を東京地方裁判所に訴訟しました。

東京スター銀行の他行ATM/CDでのキャッシュカード利用手数料は有料(=利用者負担)ですが、スターワン口座を開設するとゆうちょ銀行を含む国内の提携金融機関でのATM利用手数料が月8回まではキャッシュバックにより実質無料となります。ATM/CD利用手数料をめぐる問題は利用者だけでなく銀行間でも頭の痛い問題のよう。裁判の結果によってはATM/CD利用手数料に大きな変化が生じそうです。

平成20年「家計の金融行動に関する世論調査」において「取引金融機関の選択理由」に対する回答は、「近所に店舗やATMがあり便利だから」が78.7%でダントツの1位、「経営が健全で信用できるから」が32.6%と続きます。意外なのは「各種手数料が他の金融機関より割安だから」が選択基準第5位の8.4%で、平成19年より1.1%減少しています。これは多くの銀行が、条件付ではあってもATM利用料や振込手数料を実質無料としたことが影響しているのかも知れません。
「家計の金融行動に関する世論調査」を基に作成した


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