住宅取得資金は購入物件の30%

「2013年度フラット35利用者調査」(住宅金融支援機構)によると、全国の平均購入価格は、注文住宅3015万円、土地付注文住宅3637万円、建売住宅3551万円、マンション3862万円でした。2012年度に比べ注文住宅が1.6%、土地付き注文住宅は2.1%、マンションは2.8%それぞれ上昇しています。

住宅取得資金は、一般に購入対象物件の30%と言われますが、頭金に20%、諸経費(税金や引っ越し費用等)に10%を充当します。前出の「フラット35利用者調査」では手持ち資金の割合は、建売住宅15%程度、マンション22%程度、注文住宅22%程度、土地付き注文住宅12%程度です。建売住宅と土地付き注文住宅の購入者は厳しい返済になりそうです。

住宅ローンは20~35年の長期にわたり返済し続けるので、教育費や老後の生活費等とバッティングする人が少なくありません。頭金が少ないと返済総額が多額になる、あるいは年金暮らしになっても返済しなければならないなど、あとあと生活を圧迫する多くの問題が起こりがちです。

「平成25年住宅・土地統計調査(速報集計)結果の要約」(総務省)では、全国の空き家率は13.5%(前年より0.4%増)で毎年伸びています。住宅ローン破綻も増えており、住宅は資産ではなく負債になる可能性があることを肝に銘じ、住宅取得資金として購入物件の30%、少なくとも20%を準備しましょう。

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