株価上昇をチャートで予想するときの2つのポイント
この2つのポイントをおさえてみましょう |
■株価が下がった後でまた上がったことを意味する「下ヒゲ」に注目!
ローソク足が陽線でも陰線でも、下ひげに注目してみましょう。下ひげが出ているということは、いったん売られて株価が下がったにもかかわらず、その後買われて株価が上がったことを意味しています。注目すべき点は、株価の上昇です。そのままの勢いが続き、さらに株価が上がっていくシグナルとなります。特に底値圏で出た場合は、いよいよ上昇トレンドに入っていく可能性大です。
■十時(クロス)は相場の雰囲気が変わるシグナル!
十字は取引中株価が動いたのですが、結局は始値と終値が同じだったということ意味しています。一般的にこれが出ると場の雰囲気が変わると言われています。下降トレンドで出れば、そろそろ上昇していくサインになります。
チャートは未来を予想する道具
チャートは過去の株価の動きから未来を予想する道具です。といっても万能ではなく、予想が外れることもあります。したがって、チャートは多くのデータをもとに研究されたとても便利なものですが、決して100%ではないということは、肝に銘じておくことが大切ですね。もちろん予想がはずれて損失をこうむってもすべては自己責任。誰のせいでもないので、その点も理解しながらトレードをしましょう。
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