トピックス関連の投資法といえば「コバンザメ投資法」が有名です。これはJ?Coffee氏が自身の本によって紹介し、一躍世に出た投資法です。本の内容については省きますが、法を改正させるほどの過熱ぶりを見せたコバンザメ投資法、その極意にせまります。

そもそもコバンザメ投資法って何?

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大きなサメが「ジンベイザメ」。その周りにくついているのが「コバンザメ」です。
まず始めに「コバンザメ」の由来について。コバンザメとはその名の通り「サメ」の一種で、世界最大の魚類であるジンベイザメにくっついて行動しているサメです。

なぜジンベイザメにくっついているかというと、ジンベイザメが餌を食べる時に、どうしてもおこぼれが出るんですね。そのおこぼれをいただくために、コバンザメはジンベイザメにくっついているわけです。つまり楽して餌を得ているのがコバンザメということになります。この関係を投資になぞらえたので「コバンザメ投資法」となったわけです。

この投資法は、トピックス連動型の投資信託などを運用している機関投資家が、新たにトピックスに組み込まれた銘柄の株を買うことでその銘柄の株価が上がり、その上昇に便乗して儲けてしまおうというものです。ここでいう機関投資家をジンベイザメに、そのおこぼれで儲ける個人投資家をコバンザメに例えて、ジンベイザメである機関投資家の力を借りて、コバンザメである個人投資家が儲けてしまう方法です。

機関投資家とは投資信託や保険会社、年金基金などを運用している法人です。機関投資家は、まとまった資金を運用するので、市場に影響を与える大口の投資家といわれています。巨額の資金を投入して株を買うので、株価が上がるのは予想できますね。

コバンザメ投資法は東証1部の銘柄にしか通用しない!

さて、先ほどから出てきている「トピックス(TOPIX)」とは、東証株価指数のことです。東京証券取引所が昭和43年7月から発表している指数で、同じ年の1月4日の東証1部上場全銘柄の時価総額を100として、毎日の時価総額を指数化したものです。時価総額とは、上場株式数に株価を掛けたものなので、株価が動けば時価総額も動き、結果的にトピックスも動くということになります。

トピックスについて1つ注意することは、東証1部に上場している銘柄を対象にしているということです。したがって、東証1部以外に上場している銘柄については、トピックス関連の投資法である「コバンザメ投資法」は使えないことになります。

例えば同じ東証でも2部の場合は使えませんし、ジャスダックなどの新興市場でも使うことができません。したがって、この投資法を利用する場合は、ピックアップした銘柄がどの市場に上場しているのかを確認する必要があるのです。

次のページではさらに詳しく「コバンザメ投資法」について紹介します。