サッカーW杯の経済波及効果は4,759億円
いよいよ、サッカーW杯まで2ヶ月を切りました。今年になってトリノオリンピックや野球のWBCなどが盛り上がったこともあり、色々な意味でサッカーW杯にも期待が高まります。オリンピックやWBCでは消費意欲の盛り上がりが伝えられたので、世界的なイベントであるサッカーW杯でも消費意欲が高まるのではないでしょうか。株式会社 電通 消費者研究センター調べ。 金額は100万円単位。 |
上は電通の試算です。これによると、今年のサッカーW杯の直接的な国内の家計消費支出額は約2,241億円にのぼります。さらに、これらによる経済波及は4,759億円に達するとした調査報告も発表しました。もちろん、日本代表チームの健闘によってはさらに効果が期待できます。もし決勝までいったら、その経済波及効果は5,461円まで膨らむと予想されているのです。
詳しい内容は、電通のこのページにあります。
デジタル家電の購入費が最も効果を受ける?
場所もとらない薄型テレビが人気です。サッカーW杯を機に購入を考えている方もいるのでは? |
これも電通のレポートにありましたが、サッカーW杯がきっかけで薄型テレビを購入した、もしくは購入するという世帯の割合は11.5%。その中で、サッカーW杯がなければ購入しないという割合は3.5%にのぼります。確実に薄型テレビの需要が拡大しているのがわかりますね。
そこで、販売店や大手メーカーではなく、ちょっと違った視点で銘柄を探してみましょう。
テレビだけにとどまらず自動車、家電全般、情報機器などに広く利用されている「SKダイン」というアクリル系粘着剤を手がける綜研化学(4972)。No.1 ブランドでそのラインナップは300品種を超えています。さらに液晶、プラズマディスプレーパネル検査装置や測定装置、修正装置の開発、製造、販売を行うブイ・テクノロジー (7717)。中国などのアジアにも積極的に進出しています。それに、フルハイビジョンの画像伝道半導体が成長している中、液晶の制御、送受信に特化しているザインエレクトロニクス(6769)もマークしたいところです。
テレビの中を探る!という感じで、銘柄を探すという方法もあるんですね。
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