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投資に向く日と向かない日を知る方法

以前、「投資手帳」で紹介した「金融占星術」。今回は、これについてもうちょっと深く見ていこうと思います。大富豪も利用しているという占星術ですので、興味津々です!

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

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金融占星術入門

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山中さんと石田さんが書いた「投資手帳」。実際に手にすると、手帳というよりは本という感じ。
以前「投資日和がわかる?魔法の手帳」で紹介した「金融占星術」。興味を持たれた方が多いと思いますし、何を隠そう、この私も興味津々。ということで、投資手帳の著者でもある山中康司さんに、金融占星術についてお話をうかがいました!

ガイド:実は、私が金融占星術を知ったのは、今回発売になった「投資手帳」がきっかけだったのですが、山中さんは、かなり長い間研究されているのですか?

山中さん(以下 山中):そうですね~。かれこれ10年以上になりますかね。僕は、もともとはバンク・オブ・アメリカというところで為替のトレーダーをしていたんです。それから、債券、オプション、エマージングといった取引をして、マーケットを動かしにいくような投機的なこともしていました(笑)。その後日興シティとかにいて、独立したのが2002年です。

ガイド:アセンダント社を設立されたわけですね?そして2003年にアップフロント社。ところで、それぞれどんな会社なんですか?

山中:アセンダントは主に為替のコンサルタントとか、セミナー、情報提供をする会社ですね。アップフロントからは、来月なんですが、「仕組み商品時価評価システム」が発売されます。名前は「スクータム」。何をするのかというと、その名の通り仕組み商品を評価するものです。でも、こういうシステムを持っているのは、本当に大手の証券会社、メガバンクなんですね。だから、他はできない。そこに目をつけたわけです。

ガイド:これって、個人でも買えるんですか?

山中:高いですよ。初年度は600万くらい。しかもリースだし。

ガイド:ホントですか?!

山中:だから個人向けではなくて、あくまで金融機関向けですけどね。

きっかけは、軽いノリだった

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山中さんのほかの著作物でもある「金融占星術入門」。興味があるなら、この本がおススメ!
ガイド:本業は、為替の方なんですね。ところで、金融占星術ですが、山中さんにとってどういう位置にあるんですか?

山中:もともとは、お客さんを喜ばせるためだったんです。僕は、為替をやっていたときにはマーケットメーカー、つまりレートを作る立場だったんですね。でもマーケッターという人たちは、お客さんと直接話すんです。だからその人にお客さんとの話題としての材料を提供するみたいなノリではじめたんですよね。ところが、やっているうちに「あれ、これって使えるんじゃないの?」って思って。

ガイド:実際に使えたと。

山中:株の方ではすでに占星術を取り入れている方がいたんですが、僕がやっていた為替ではいなかったんです。だから、一からはじめましたよ。本を100万円分買って(笑)。

ガイド:そして、「金融占星術入門」を出版するほどに研究されたというわけですね。

山中:でも、これが全てではないんですよね。やっぱり株というのはテクニカル的なこともありますし、ファンダメンタルなこと、それに相場全体の大きな動きなんかもありますからね。あくまで投資判断材料の1つということです。

さて、次のページでは、いよいよ投資手帳の使い方とともに金融占星術の核心にせまっていきます!次のページへ>>>
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