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不況だからこそ、投資をするならこの方法!(3ページ目)

「不況、不況」といわれている昨今、投資に消極的な人も増えてきています。でも、ある方法をとれば、案外続けられるもの。今回は、FPさんの本を参考にしながら、その方法を探っていきましょう。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

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毎月コツコツ、これが積立

積立というのは、毎月同じ銘柄を買っていくという方法です。投資信託を買うときによく耳にすると思いますが、要するに自動的にその日が来れば買い付けてくれるというシステムです。

積立はほとんどのネット証券で行うことができます。たとえば、マネックス証券では引き落とし口座によって買付日が異なります。マネックス証券の口座から引き落とされるようにするのであれば、買付日を指定することが可能。

同じように楽天証券でも、自分の都合に合わせて引き落とし日を指定することができます。楽天証券の場合、楽天カードで積み立てを行うと、ポイントがつくという何とも嬉しいサービスがあります。ポイントが貯まれば楽天市場での買い物にも使えます。ただし、毎月11日の3営業日前までに申し込むと、原則、その月の27日の引落しとなり、翌月12日の買付となります。

他にも、ジョインベスト証券SBI証券などでも積み立ては可能。まずは口座を持っている証券会社ではじめてみるのがいいと思います。

積立のいいところは、ある種強制的に投資ができることです。一度設定してしまえば、変更するのが面倒という人も多いはず。だから気がついたらけっこう投資をしていたんだな、なんてこともあるかもしれません。

自分のペースで進もう

いくら積立だから忘れていると思っても、本当に忘れてしまうのも考えもの。口座に残高がない場合には、当然引き落とされることはありません。ですので、引き落とし日には残高があるようにしておく必要があります。

たた、最初のころはけっこう余裕があったけど、たとえば子供が生まれて積立に回すお金がちょっと厳しいと思ったら、まずは金額を変更することを考えましょう。

ここでいきなりやめてしまうのは、もったいない。これまで2万円積立ていたのであれば、1万円にするとか。あるいは、3か月に1回、自分で買いつけるという方法もあります。これは自動ではないので自己管理も必要になりますが、カレンダーに印をつけておいてその日に注文を出すというのもいいでしょう。

こういうとき、ネット証券の口座を持っていると、何かの合間に注文が出せるので便利。ただし、数か月に1回くらいしかログインしないと、IDや暗証番号を忘れてしまうこともあるので、しっかりと管理しておく必要はあります。

とにかく、つづけることに意味があるのが積立です。あくまで自分のペースでいいので、続けていくことを考えていきましょう。

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今回参考にさせていただいた大竹のり子さんの著書「大不況の中で生き残る家計」の中には、文字通り家計を見直すヒントがたくさんつまっています。景気がいい時は見直しなどしないもの。こういう時期だからこそ、あらためて家計にメスを入れてみてはいかがでしょう。

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