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不況だからこそ、投資をするならこの方法!(2ページ目)

「不況、不況」といわれている昨今、投資に消極的な人も増えてきています。でも、ある方法をとれば、案外続けられるもの。今回は、FPさんの本を参考にしながら、その方法を探っていきましょう。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

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自分の身をどこに置くのか

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経済が動いている限り、マーケットも動く。日常の小さなことからも、マーケットの動きが察知できるもの。
インカムゲインを狙うために必要なことは、とにかく株や投資信託を持ち続けることです。ということは、常にマーケットの中にいることが、すべての始まり。これは、大竹さんも本の中で強く主張していることです。

でも、今回の相場でやむを得ずマーケットから退いた投資家の方もたくさんいると思います。それは、自分にあった投資法ではなかったとか、信用取引を使っていたなど、理由は様々なのでしょうけど、とても残念なこと。一度撤退させられたら、気分的にも再チャレンジは難しいかもしれません。そうなると、投資を通してお金を増やすという道が絶たれることになってしまう。実にもったいないことです。

こういったことを防ぐには、まずは相場というのは常に動いているということをしっかり認識して、それに耐えられるような投資スタイルを確立することが大切です。今マーケットに残っている人も、もう1度投資スタイルの見直しなどをするといいかもしれません。

投資スタイルの考え方

では、どうやって投資スタイルを見つけていけばいいのでしょう。方法は様々だと思いますが、本の中で大竹さんが提案している「PDCAサイクル」を紹介してみます。これは、生産管理や品質管理のノウハウから生まれた考え方だといいます。

「Plan(計画)」→「Do(実行)」→「Check(評価)」→「Action(改善)」

この流れを繰り返すことによって、投資のスタイルを確立していくことができると思います。たとえば、「100万円を10年後に200万円にしよう」というPlan(計画)を立てて、実際に投資をしていきます。これがDo(実行)です。そして計画通りに増えているのかをCheck(評価)して、もし計画通りになっていなかったらここで修正をしていくのです。これがAction(改善)。

これを繰り返すうちに、どんどん自分に合った投資スタイルもわかってくるし、最初に計画したようにお金も増えてくるようになります。そもそも、自分スタイルというのは、3日で確立できるようなものではありません。ゆっくりと時間をかけて見つければいい。多くの人は、短期間で大儲けをしようと考えてしまうから、無理が生じてしまうのです。投資は、していることを忘れるくらいでちょうどいいのかもしれません。

では、忘れるような投資をする方法は?その1つが積立です。これについては、次のページで見ていきましょう。
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