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基本の「キ」。ローソク足の見方を知ろう(2ページ目)

投資を始めたなら、一度は見たことがあるもの、それが「ローソク足」だと思います。でも、なんかよくわからないという人のために、今回は「ローソク足」の見方を書いてみました。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

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ローソク足の種類

ローソク足の見方がわかったところで、今度は見る期間によってひげの長さも、陽線か陰線かも変わるということに触れていきましょう。

ローソク足は、一定の期間の4本値で作ることができます。一定の期間というのは、極端にいえば1分でもいいし、10年でもいい。短期売買をするトレーダーの場合には、5分間のローソク足を見ることが多いようです。これを「5分足」と言います。あとは、1日の動きがわかるような「日足」を見たりします。

この期間が1週間になれば「週足」、1か月になれば「月足」、1年になれば「年足」になります。もちろん見る期間が違うということは、その期間の高値、安値、終値などが違うので、ローソク足の形も違ってきます。

ちなみに、長期的な投資をする場合には、日足のような短い期間のローソク足はほとんど見ません。そのかわり、週足や月足といった長いスパンのローソク足を見るようになります。

ローソク足でもわからないことがある

このローソク足ですが、実はこれだけではわからないこともいくつかあります。たとえば高値や安値を付けた時間です。ローソク足はあくまで、ある期間の4本値を表すので、時間については細かく表示されていません。

なので、同じ形のローソク足だとしても、株価の動きは違ってくることも多々あるのです。下の図のような場合には、株価の動きは違うのですが、同じローソク足になります。
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株価の動きを知るには、時系列で株価を見ていく方法があります。各ネット証券にはデータがあるので、それを見ていけばいつ高値や安値を付けたのかがわかります。下記はマネックス証券の時系列データ。
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赤い印は、表示される期間中の最高値。

ただ、日足の場合には、その日の株価の動きを表示する日中足を見れば詳細が把握できます。もちろんYahoo!ファイナンスなどにも日中足があるので、それを利用してもいいと思います。

ローソク足の見方がわかったところで、次は私が普段よく目にするチャートについて知っておく必要があるのですが、それはまた次回。

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