空売りの決済方法 その1 反対売買
空売りの場合も、信用買いと同じように反対売買によって決算することができます。この場合、一般的に「買い戻し」という表現をします。空売りの場合には、売ったときの株価よりも買い戻すときの株価が安くなっていればその分が利益となり、逆に株価が高くなっていればその分が損失となります。
空売りの決済方法 その2 現渡
空売りの決済方法の2つ目は、現渡(げんわたし)です。これは空売りをした銘柄と同じ銘柄の現物株を持っている場合に使える方法で、現物株を差し出すことで返済する方法です。保有している現物株で決済をするので、売建をしている金額を受け取ることになります。
以上の4つが信用取引を使った時の決済方法です。どれを使うのかはその時の状況によりますが、何はともあれ慌てて決済するような状況にならないように、普段から信用余力や株価はチェックしておきましょう。
【関連記事】
信用取引が長期投資にむかない理由
これがないと、信用取引はできません!
知ってた?信用取引に2つの種類があること
【これまでの記事】
証券会社が破たんしたら株はどうなる?
ミニ株ってどうやって買うの?
東大生投資家が守る5つのルール