文章:石津 史子(All About「年金」旧ガイド)
ついに、アメリカ合衆国と年金通算協定締結へ!!
「年金通算協定」の正式な名称は、「社会保障協定」です。
海外で働く人の増加に対応して、社会保険の保険料負担や老後の年金の受給資格などで、不利な扱いにならないように二国間で結ぶ協定です。
現在のところ、日本では、下記のようにドイツ・イギリスとは年金通算協定を結んでいます。
1999年締結 2000年発効⇒ ドイツ
2000年締結 2001年発効⇒ イギリス
しかし、海外で働く日本人の渡航先として最も多いのが、アメリカ合衆国。2003年7月28日から東京で事務レベルの最終交渉を実施し、日米両国間にも協定を締結して、2005年春にも発効を目指すことになりました。
二国間で協定を結んだ場合のメリットは?